狂牛病 -人類への警鐘

ノンフィクション

【初回公開:2010/08/11 (Wed) 19:00】

・狂牛病 -人類への警鐘 
 中村 靖彦(著
 岩波新書


新書: 226ページ
出版社: 岩波書店 (2001/11)
ISBN-10: 4004307597
ISBN-13: 978-4004307594
発売日: 2001/11
商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm

・目次
第一章 恐怖の始まり
第二章 狂牛病とは?
第三章 大混乱のイギリス
第四章 不安はヨーロッパ大陸へ
第五章 クレアさんの死
第六章 クウエニブル村の悲劇
第七章 大丈夫か?現代の食
第八章 揺れるヨーロッパ農業
第九章 狂牛病・日本上陸の衝撃
第十章 人類への警鐘


最近、日本でも発生が確認され大きな衝撃を与えた狂牛病、
そしてそれが人間に感染したと考えられる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は、
死にいたる病ということで、
ヨーロッパの人々を恐怖につきおとした。
狂牛病はなぜおこったのか?
現地取材や研究者へのインタビューをふまえて、
の社会経済的な影響、
現代文明における意味を考える。
(Amazonより

実家が酪農業を営んでいる。
なのでイギリスにて狂牛病が発症した時は
専門誌で父が知って教えてくれた。
当時は「へーそんなの流行ってるんだ」程度であった。
世界中に注意喚起が広まっても
日本政府は軽視して、日本でも起きた。
そして今年、口蹄疫。
これも狂牛病と似た感じの事が起きている。
農業を営む人々と政治家の思惑が
いつの時代も交わることはなくて
結局亡くならなくてもいいいのちが
沢山失われる。
狂牛病とはどういったものか。
基本的な本だと思う。

タイトル:狂牛病 -人類への警鐘 

著者:中村 靖彦

出版社:岩波新書

【2020/10/22追記】

実家が酪農を営んでいたので読みました。

2001年に出版されたので当時でも10年前の本で古くはあったのですが

件の病気はどういうものかの基本がきっちり抑えられていた良書でした。

いまはこの本よりも詳しいものがありますが、当時はあまりなかったので

基本を押さえようと選んだのを覚えています。

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