今回紹介する本は
八木沢里志さんの
「新装版 森崎書店の日々」
「新装版 続・森崎書店の日々」
です。
どんな内容の本なの

恋人から突然、「他の女性と結婚する」と告げられた貴子は、
深く傷つき、ただ泣き暮らす毎日をおくることになった。職場恋愛だったために会社も辞めることになり、
貴子は恋人と仕事をいっぺんに失うことに。
そんなとき叔父のサトルから貴子に電話が入る。
叔父は妻の桃子に家出され、
ひとり神保町で「森崎書店」という古書店を経営していた。親類の間では変人として通っていた叔父からの連絡は
「店に住んで、仕事を手伝って欲しい」というもので――。50の言語で翻訳オファーが殺到し、
森崎書店の日々 Amazonより
世界的大ヒットを遂げたヒーリング小説の傑作が新装版で遂に登場。
巻末には書き下ろしの掌編、「午後の来訪者」も収録。
本の街・神保町で近代文学を専門に扱う古書店「森崎書店」。
貴子の叔父・サトルが経営するこの店は、
かつて失意のどん底にあった彼女の心を癒やしてくれた場所だ。一時期出奔していたサトルの妻・桃子も店を手伝うようになり、
貴子も休日のたびに顔を出していた。
店で知り合った和田との交際も順調に進んでいた貴子だったが、
ある日、彼が喫茶店で昔の恋人と会っているのを目撃してしまい――。50以上の言語で翻訳オファーが殺到し、
続・森崎書店の日々 Amazonより
世界的大ヒットを遂げたヒーリング小説の続編が新装版で登場。
巻末には書き下ろしの掌編、「今日だけは、わたしたちが主役」も収録。
読んでみて

恋人に捨てられた主人公貴子は、
叔父が経営する古本屋、森崎書店に住み込みで手伝うことになる。
「古書店」といえば「ビブリア古書堂の事件手帖」が有名で
それと同じように名著が多数出てくるのかな?
が最初に思ったことです。
本は出てきますが、そんなに多くはありません。
森崎書店に住み、手伝いをはじめた貴子が
叔父のサトルをはじめとする周囲の人々の出会いや交流によって
次第に元気になっていくという物語です。
喫茶店「すぼうる」のマスターやアルバイトの人々との交流
貴子と叔父の幼いころのエピソード、
叔父の妻である桃子さんが戻ってきたこと、
和田さんとの出会い
人ってこんな風に、家族が思いやって
友達と些細なことで楽しくって
恋人との関係に悩んだりするんだったなあ。
サトルと桃子さんの関係も破天荒に感じる部分もありますが
「ちゃんと言葉にしてコミュニケーション取っていたらそうならんかったでしょ」
「とはいえ、言いにくい…」
と自分も心当たりがあったりで
本当に存在してるのでは?という気持ちになります。
文章の雰囲気がゆったりしているせいか
なにも起きてはいない、なんてことない日常の物語に見えますが
私たちが当たり前に思ってる日常でも
おなじようなことがおきてるんだろうな
と思わせるエピソードばかりです。
他人からみたらばかばかしいかも知れません。
うまいこと使われたようにみえるかもしれません。
でも、それらは貴子だけでなく
読み進めていくうちに
読んでいる私たちにもかけがえのないものと変わっていきます。
読み終わたら、大切な人にそっとやさしくしてあげたい
そんな本です。
※この本は
「森崎書店の日々」
「続・森崎書店の日々」
一気に読むのをお薦めします。
「続はあとでいいや~」というものではないです。
一気に読んで森崎書店の世界をお楽しみください!
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