ラーメンと愛国

ノンフィクション

【初回公開:2010/08/11 (Wed) 19:00】

ラーメンと愛国
速水健朗

新書: 288ページ
出版社: 講談社 (2011/10/18)
言語 日本語
ISBN-10: 4062800411
ISBN-13: 978-4062800419
発売日: 2011/10/18
商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.8 cm

なぜ「ラーメン職人」は作務衣を着るのか?
いまや「国民食」となったラーメン。
その始まりは戦後の食糧不足と米国の小麦戦略にあった。
“工業製品”として普及したチキンラーメン、
日本人のノスタルジーをくすぐるチャルメラ、
「ご当地ラーメン」に隠されたウソなど、
ラーメンの「進化」を戦後日本の変動と重ね合わせたスリリングな物語。

(Amazonより

結論。
今やラーメンはラーメンショウなのかもしれない。

ラーメンというキーワードから、どのように日本が戦後復興していったかを書いた著書。
なんもラーメンじゃなくても・・・と思うのだが
身近なラーメンだからこそ読み進めていく。
途中どうしても食べたくなったシーンがいくつかあったのだがそれは我慢で。

個人的には90年代の
ガチンコ!ラーメン道場ーラーメンポエム発生からラーメン屋が麺やになって
今は黒いTシャツのお兄さんたちのショウの場所でしかないんだろうなと感じた。
個人的には田舎の地元の澄んだ中華そばが一番おいしかった。
最後に食べた10年前でさえ380円だった。

内容がちょっとあっちこっちに飛び気味なのだが
そこは勢いで読んだので大丈夫だったが
人によっては選ぶかもしれないなあ。

タイトル:ラーメンと愛国 
著者:速水健朗
出版社:講談社

ラーメンと愛国 (講談社現代新書)

【2021/01/25 追記】
ラーメンと近代を結び付けた内容で
ラーメンだいすき!!!というよりは
ラーメンを通じて日本を振り返るという本です。
今思うとよくOKが出たなあと思うけど、社会学的にはアリな気がする。
あれからラーメンは著者からみてどう変わったか、どこに向かったかを聞きたい気持ちです。

どうでもいいですが北海道には中華そばがないので、さみしい気持ちがあります。
そして基本的に観光客向けで全体的にお高い気がするのです。
田舎育ちで中華そば400円とかで放課後に食べてたJKだったので
中華そば食べたいなーと、なぜか豚骨ラーメンばかり食べてます。

【本日のサムネイル】
ラーメン屋さんのイラスト
黒いTシャツを着て腕を組み鉢巻をした、ラーメン屋さんの男性のイラストです。

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