今回紹介する本は
古田雄介さん
「それ、死後もお宝ですか?」
です。
どんな内容の本なの

相続において「故人の思い入れが詰まったコレクションや私物」は、
Amazonより
遺族の負担となるリスクがある。
さらに現代では、故人のスマホやパソコンが開けず、
契約サービスや金融資産を把握できないといった問題も生じている。
65歳以上の高齢者が全人口の約30%を占めるようになった現在、
後悔のない手放し方や引き継ぎ方をあらかじめ理解しておかなくてはならない。
デジタル遺品の専門家が遺品整理の実例を多数取材し、
処理の現実、
そして感情面のケアまで体系的に解説する。
【目次】
第1章 事例の考察 「僕はこれを集めるのが使命だと思っているんですよ」
第2章 私物の価値と処理方法を知る ほとんどのお宝はそこまでお宝ではないのかもしれない
第3章 私物を見つける 価値が見えないお宝はただのお荷物に成り下がる
第4章 心の問題を整理する 「それでもやっぱり自分のモノという感じではありません」
第5章 改めて私物と向き合う 令和の世はあらゆる持ち物が見えにくい
読んでみて

「推し活」がここ数年流行っていますね。
推し活とはアイドル、アニメのキャラクター、YouTuber、歴史上の人物や動物など、
自分が「推す」と決めた対象をさまざまな形で応援し、楽しむ活動のことです。
推しのジャンルにもよりますが、共通なのは「グッズ」。
アクリルキーホルダー、ぬいぐるみ、音源や書籍類
公式だけでなく、概念グッズとして推しの色の商品を購入もありますね。
大事なそれらのコレクションは、
もし、あなたが死んだらどうしましょう?
そんな故人の遺したグッズ、コレクション、私物が、
実は「負の遺産」として、残された家族の負担になっているというのがこの本です。
一章に登場する故人、吉田正高さんはコンテンツ文化を研究していた方です。
大学の教授として授業、研究の傍ら、
好きなアニメや漫画、同人誌などのコレクションが膨大にありました。
ですがある日自宅にて心筋梗塞で亡くなってしまいます。
突然夫がこの世を去ってしまい、このコレクションをどうしたらいいのか
途方に暮れたのは妻のこさささこさん。
こささんはイラストレーターとして活躍していましたが、
健康問題を抱えていました。
子どもを二人抱えつつ、自身の健康問題も不安な中
夫の遺したコレクションを片付けるべくあちこちを走り回り
そしてこささんも亡くなってしまいます。
ふたりが亡くなってしまい、未成年の子どもたちと父親の遺したコレクションをどうしたらいいのか。
それをどうにかしたいとたちあがったのは、こささんのお姉さんでした…。
と冒頭一章でオタクである私にもボディブローを叩きつけてきた本書ですが
もちろん一般的なお困りごとも書かれています。
故人が生前に「これは価値があるから死んだら市に寄付してくれ」
なんてよくありがちですが、それうのみにしてはいけません。
大量のコレクション、そう簡単に寄付や売却はしにくいんです。
「じゃあどうすればいいの?」
が書いてあります。
親が亡くなったのでスマートフォンの解約に行ったけれど
パスワードがわからない
どうしたらいいの?
そんなデジタルデータに関する相談は年々急増しているそうです。
コレクション、よりもじつはこのスマートフォンやデジタルデータの方が大変なんです。
「パスワードがわからない」
これってそう簡単にクリアできません。
「教えてもらえない」んです。
スマートフォンだけでなくパソコンのパスワード、
こっそりやっていたっぽいNISAや株がネット証券だった。
でもパスワードがわからない…。
めちゃくちゃ大変で、他人事とは思えない、思ってはいけないなあと痛感しました。
不要なコレクションはすこしずつ自分自身で処分、譲渡、売却し
パスワードなどはいざとなったら家族に渡せるようにまとめておく
元気なうちからの準備が残された家族のためにできることと痛感しました。
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【本日のサムネイル】
コレクター・収集家のイラスト
自慢のコレクションの前でポーズを取っている
コレクター(収集家)のイラストです。





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