フィンランド人が教えるほんとうのシンプル

ノンフィクション

フィンランドについての本はこちらもお薦めです

フィンランドに住む作家・ノンフィクションライターである著者が

フィンランドでのライフスタイルを薦めるという内容の本です。

基本的に見開き一ページのコラム?エッセイで構築されています。

時々写真もあります。

「こういうのがほしいな」と思ったとき、使っていないものをリメイクして作れないか、

リサイクルで売っていないかという考え方。

日本だったら「新品買いに行こう」となるところをフィンランド人は「リサイクルで」となります。

そもそも「年代物が素敵」と使って時を経たものに価値を感じるからこそ古いものを、となるようです。

また新しいものを購入するにあたっては金額ではなく「デザイナーで選ぶ」

日本ではなかなかできないことですが、家具など購入する際はどのデザイナーで買うかが第一だそうです。

デザイナーが手掛けたものは「哲学」があるという考え方です。

そして「環境にやさしいものを」選びます。

どんなに便利なものであってもそれが環境にやさしくないならば選ばない。

森と湖に囲まれている生活だとそういう思考になるのでしょうか。

夏にはサマーコテージでゆっくりし、サウナでリフレッシュ、

冬はスノートレッキングなどアクティビティに過ごす。

そういったフィンランドの人たちの生活とその考え方が書いてあります。

自分の時間と住まいを丁寧に生きるというのはいまのコロナ禍にも向いているのかもしれません。

ゆっくりのんびりしたい方にお薦めです。

タイトル:フィンランド人が教えるほんとうのシンプル
著者:モニカ・ルーッコネン
出版社:ダイヤモンド社

フィンランド人が教えるほんとうのシンプル

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