沈没船が教える世界史

ノンフィクション

【初回公開:2011/01/14 (Fri) 10:56】

沈没船が教える世界史

ランドール・ササキ

  • 新書: 219ページ
  • 出版社: メディアファクトリー (2010/12/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4840136645
  • ISBN-13: 978-4840136648
  • 発売日: 2010/12/21
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm

20世紀末、ポルトガルの考古学チームは沿岸で一隻の沈没船を発見した。
17世紀頃に沈んだらしい船からはおびただしい量の胡椒が発見され、
船は「ペッパレック(胡椒沈没船)」と名づけられる。
他に発見されたものはシナモン、クローブなどの香辛料、
金に珊瑚、日本や中国の陶磁器……
ポルトガルの船乗りが世界を経巡った証拠が、そのまま海の底に残っていたのである。

日本でも専門学部が創立され注目が集まる「水中考古学」。
アメリカで最新の水中考古学を学ぶ若き日系アメリカ人研究者が、
初めてその最先端を語る一冊。
キャプテン・キッドの船内の様子、
無敵艦隊の本当の実力、
ヴァイキングの生活、
元寇に参加した意外な襲撃者など、
海の考古学者たちの「発掘」によって、
世界史の「常識」が次々に塗り替えられる!
(Amazonより

敬愛する成毛氏が「最高!」と書評されていたので
迷わず購入。
こういうミーハーな買い方は自粛していたんだけれども。

私が書店員で、自分でこの本のPOPを書くとしたら。
「ワンピース好きは読め!」

大航海時代。
マゼランだの、バスコ・ダ・ガマだの。
地球が丸いことを知らなかった先人が、地球一周に挑んだ時代。
幾船もの船が沈んだと思う。
それに何が積んであったろうか?
それが海底にそのまま保存されてるとしたら・・・
どう思いますか?
わくわくしませんか?

前者の人は確実に、この本が好きになれるでしょう。

タイトル:沈没船が教える世界史
著者:ランドール・ササキ
出版社:メディアファクトリー

【2020/10/29 追記】

世界史とか相変わらずよくわからない残念な私ですがそれでもこの本は文句なしに面白かったです。

沈没船の伝説があって、実史でも本当にその船が存在していたことがわかって、調べたら実際沈没していた。

じゃあ引き上げよう!どうやって?

この一冊は最初から最後までワクワクしっぱなしです。

水中考古学という学問が存在することもこの本で初めて知りました。

冒険ものがすきなひとはぜひ!!

お名前の表記はありませんが著者のTwitterはこちら

@Nautarch_japan

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