【簿記の思考で】弾言 成功する人生とバランスシートの使い方

仕事術

【初回公開:2010/07/14 (Wed) 13:16】

・弾言 成功する人生とバランスシートの使い方 
 小飼 弾, 山路 達也 (著) 
 アスペクト

単行本: 216ページ 
出版社: アスペクト (2008/9/25) 
ISBN-10: 4757215339 
ISBN-13: 978-4757215337 
発売日: 2008/9/25 
商品の寸法: 18.6 x 12.6 x 2.2 cm 

・目次 
第1章 ヒト part1 
第2章 カネ 
第3章 ヒト part2 
第4章 モノ 

仕事がない、給料が安い、休みが少ない、人付き合いに疲れる、恋人ができない、やりたいことが見つからない、老後が心配……。 
世界でもまれな、豊かで安全なはずの国、 
日本では大勢の人が今日もため息をつきながら生きています。 
いったいなぜなのでしょう。 
政治家が無策だから? 
教育がなっていないから? 
大企業が搾取するから? 
なるほど、どれにも一理あります。 
だからと言って、あなたが今すぐ政治や社会をどうにかできるわけではないでしょう。 
まず、あなた自身ができることから始めてみませんか。 
(略) 
この本では、バランスシートに基づいて世界をヒト、モノ、カネという3つの要素に分けて考えます。 
実体のあるモノを、人間の知恵(ヒト)によって活かし、カネという価値を生み出しているというわけです。 
このように世界を定量的に捉えることで、自分の問題点や取るべき行動がすっきりと見えてくることでしょう。 
みなさん1人1人は、自分という「会社」の社長で、かつ筆頭株主です。 

人生の負債を減らして利益を上げ、上手に自分を経営していきましょう。 
(Amazonより 

ついったにて著者が「新刊の書評書いてくれる人募集!」と言っていた。 
エントリーしたものの、「当選しねーだろ」と思い 
新刊よりも即刊本、と注文。 
まさかのこの本が届く前に 
献本が届き、長く放置していた。 
だいたいにおいて、私はハードカバーが好きじゃない。 
カバーがやわらかくても、でかいサイズは好きじゃない。 
読みにくい、収納にしくい。 
それでも買った。 
正直に言おう。 
私は著者が好きだ。 
まさかのビジュアルと思想が。 

髭の天パのぽっちゃりの眼鏡っこ。 
さえないおっさんである。 
格好良くはない。 
私はこういうモッサーなおっさんを観るのが好きである。 
以前の職場にも同様のタイプがいて仲良しだった。 
外見と中身は違うもの。 
著者もそれである。 
ついったでみると、なかなか笑いにとんで面白い。 
ビジュアルから入っていったくせに 
どんどん惹かれている。 
彼は、おもしろいと思う。 

簿記会計をしたことがあるだろうか? 
賃借対照表というものをご存じだろうか? 
会社の会計に必ず関わる大事なものである。 
これを人生にあてはめよう!というものである。 
ちょっと難しいんじゃないの? 
そうおもうかもしれない。 
でも第1章は子供にも面白いと感じてもらえると思う。 
人生から、環境、そしてベーシックインカム。 
幅広い視野で書かれた本は 
ジャケットから想像出来ないものである。 

帯には 
「知恵とスキルを磨いて生き残れ!」とある。 
そんなに大げさなものじゃない。 
ただ知らない人には 
「こういった考えもあるよ?」 
と薦めたい…ような 
自分だけ知っていればいいか、みたいな。 
そんな本である。

 

タイトル:弾言 成功する人生とバランスシートの使い方 
著者:小飼 弾, 山路 達也 (著) 
出版社:アスペクト

【2020/10/16追記】

毎日古いブログを手動で移動してるわけですが、過去の自分の書き方が当時の自分ならではだなあと日々苦笑しながらやってます。

著者が動画サイトに活躍の場を移してからあまり著書を見かけませんが

今読んでもなるほどと感じる部分があるのでじっくり再読したいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました