今回紹介する本は
前田隆弘さんの
「死なれちゃったあとで」
です。
どんな内容なの?

「情けない人生でした」
――器用に生きていた後輩の死、海で溺死した父……
岸本佐知子さん、能町みね子さん推薦!
忘れられない喪失の記憶を炙り出すエッセイ集。
岩井秀人さんとの特別対談収録。「面白くて途中で読むのをやめられない。
前田さんの文章には、読む人を前へ前へと駆り立てる不思議なエンジンがある。」
(岸本佐知子)「死なれちゃった時は、まえさんみたいにたくさん話したほうがいい、って思う。
Amazonより
マヌケなことや、細かいことまで、なにもかも。」
(能町みね子)
【目次】
針中野の占い師
父の死、フィーチャリング金
こりゃ死んどるね
じゃあ明日
永遠の保留
ごめんね
101まで生きる/生を奪われる
人生はまだ動いているわけだから
天国からの着信
気づけなかった記憶
種子島へ
完結はしない
対談 岩井秀人×前田隆弘―死なれちゃった経験を語ること
読んでみて

20年前にこの世を去った大学の後輩・D。
そして、55歳という若さで事故死した父。
本書は、著者の前田隆弘さんがこれまでの人生で向き合ってきた、
身近な人たちの「死」をめぐるエッセイです。
「またね!」と笑顔で別れた後、そのまま帰らぬ人となる。
それは悲しいことですが、まだ「マシ」なのかもしれません。
SNSに「しかたない」という一言を残して音信不通になり、生死すら分からなくなってしまう。
そんなあまりにも不条理で、やりきれない別れも綴られています。
死は常に私たちの隣に寄り添っていますが、
常にそれを意識していては、まともに生きていくことはできません。
だからこそ、突然訪れる「その時」に、
私たちは「あのとき、どうすればよかったのか」
という後悔から逃れられなくなるのではないでしょうか。
本書はもともと、文学フリマに出す同人誌として書き始められたそうです。
しかし、執筆が進むにつれ
「これは今、書き上げなければならない」
という強い使命感が芽生えたといいます。
作中には「これは亡くなった人が引き寄せた縁なのでは?」と感じるエピソードも多く、
その使命感さえも、故人からのメッセージだったのかもしれません。
葬儀とは、残された遺族がきちんと悲しみ、
気持ちに区切りをつけるために行うものだとも言われます。
本書を読み終えたとき、この本自体が、著者が前を向くための、
そして読者が誰かを悼むための「静かな儀式」のように感じられました。
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