【初回公開:2010/08/11 (Wed) 18:20】
・タリバン
田中 宇 (著)
光文社新書
新書: 214ページ
出版社: 光文社 (2001/10)
ISBN-10: 433403103X
ISBN-13: 978-4334031039
発売日: 2001/10
商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm
目次
第一章 タリバンとオサマ・ビンラディンとアメリカ
第二章 イスラム原理主義とテロリズム
第三章 サムライの国・アフガニスタン
第四章 文明の衝突する地
第五章 パキスタンの事情
第六章 仕事は難民と傭兵
第七章 膨張する密輸マーケット
第八章 新しい戦争
「文明の衝突」は、歴史の必然か仕組まれたシナリオか
アフガニスタンでの現地取材を元に、
タリバン、オサマ・ビンラディン、アメリカの抜き差しならなくなった「三角関係」を描き出す。
イスラム原理主義とは何か、
なぜ彼らがテロにはしるのか、
タリバンとはどういう政権なのか。
グローバリゼーションという名のアメリカ一局支配が終焉した後、
われわれを待ち受けるのはどういう時代なのか。
東西文明が衝突する地・アフガニスタンで起こることは、歴史の終わりであり始まりであった。
(Amazonより
日本では、中東の事はなかなかニュースにならない。
なぜだろう?
9・11は「タリバン」の「オサマ・ビンラディン」が起こした。
ニュースは言ったが、何故中東のテロリストが
アメリカを狙ったのか?
ニュースは「タリバン」が悪だと高らかに言う。
じゃあ、何故アメリカが狙われたのかは、誰も言わない。
言うわけがない。
それは巧みに誤魔化され続けた。
読んでみた。
「こりゃー言えねえわー…」が第一声。
よくよく考えてみると
これは第二次世界大戦で勝利を収めたものの
ベトナム戦争で敗退したアメリカの誤魔化しなのかもしれない。
(詳細は本誌で!)
しかし、中東はイスラム教の世界で
こんなに宗教的考えでがんがらじめなのは
個人的にちょっと勿体ないのでは?と思う。
悲しみの連鎖ではなく、宗教的にももう少し解放された平和になる日はまだ遠いのか。
タイトル:タリバン
著者:田中 宇
出版社:光文社
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