【初回公開:2011/01/19 (Wed) 13:54】
ゼロ年代SF傑作選
SFマガジン編集部編
- 文庫: 380ページ
- 出版社: 早川書房 (2010/2/10)
- ISBN-10: 4150309868
- ISBN-13: 978-4150309862
- 発売日: 2010/2/10
- 商品の寸法: 16.2 x 10.9 x 2.3 cm
2002年のJコレクション創刊に続き、
2003年のハヤカワ文庫JA内レーベル「次世代型作家のリアル・フィクション」によって、
日本SFはゼロ年代の“初夏”を迎えた。
秋山瑞人のSFマガジン読者賞受賞作「おれはミサイル」、
冲方丁の《マルドゥック》シリーズ外伝、
日本SF大賞候補作『あなたのための物語』で注目の長谷敏司による傑作短篇ほか、
SFマガジン掲載のリアル・フィクションを中心に、精選した全8篇を収録
(Amazonより
・目次
マルドゥック・スクランブル”104”
アンジー・クレーマーにさよならを
エキストラ・ラウンド
デイドリーム、鳥のように
Atmosphere アトモスフィア
アリスの心臓
地には豊穣
おれはミサイル
去年の年末に某本と同時購入。
そちらに期待し過ぎていたので、これには全く期待してなかった。
知らないイイ感じの作家を知れればいいな、くらいで。
ガツンとやられた。
ゼロ年代?
SFってなんかとっつきにくいよね・・・
なんてアホいわないでとりあえず読んどけよ!
と
声を大にしていいたい。
やべえよ、ちょうSFっておもしれえ
なんか自分ちょう損してたわ。
が素直なところ。
実はそんなに好きじゃない、
読まず嫌いな作家も収録されていたが
まんまと読まず嫌いだったことも判明・・・。
くやしいけど面白かった!
普通の文芸書以上に
その後はこんな展開だろうか?と
いろいろ想像してはニヤケれる本書ではあるが
それを共有できる友が周りにいないのがなんとも辛いところである。
タイトル:ゼロ年代SF傑作選
著者:SFマガジン編集部(編集)
出版社:早川文庫JA
【2020/11/02追記】
正直「ゼロ年代」とかタイトルはどうでもよくて
(2000年代に出版されたSFの定義だったとぼんやり)
個人的には「SF読み始めたんだけどどれがいいかわかんないんだよね…」という方に
すこぶるお薦めだと思いますし、自分もそういう理由で購入しました。
SFは他のジャンルと違ってサイエンスフィクション、科学的にどうだとか
こんなのとっくに出回ってるしリアルでも使われてる技術だとかいう人が多いわけですが
そういうの個人的には非常にもったいないなあと思いますし、
「こまけえこたあいいんだよ!私がおもしろければ!!!」の精神で読んでます。
個人的には「地には豊穣」がすきです。
こういう傑作選、アンソロジーは知らない作家さんを知るチャンスなので
これからもどんどん読んでいきたいです。
おもしろそうだったらよんでみてね(((・ω・)♪
コメント