そこで働いてる人たちがいたのです。
先日、旧幌内炭鉱変電所の一般公開に見に行きました。
その際、あまりにも炭鉱のことを知らなかったので
「北海道の炭鉱、主要なところだけでもどれくらいあったのだろう?」
と思い
「変な先行イメージつけたくないし写真集ないかなー」と
探してみつけたのがこちらでした。
13の炭鉱のいまがきりとられています。
羽幌炭鉱
幌内炭鉱
奔別炭鉱
赤平炭鉱 ※
昭和炭鉱
大夕張炭鉱
美唄炭鉱
上砂川炭鉱
幾春別炭鉱 ※
空知炭鉱 ※
浅野雨竜炭鉱
釧路コールマイン
鴻之舞金山
(※印以外のリンクはWikipediaとなります)
表紙には羽幌炭鉱、裏表紙は 鴻之舞金山 のカットが使われています。
(この裏表紙の写真がすごく素敵なので見てほしいです)
赤平炭鉱は以前訪問したことがあるのですが、
それ以外の炭鉱は全く行ったことがありません。
幌内炭鉱変電所と赤平炭鉱は実際見ているので
「これどうやって撮影したんだろう?」
「この角度からとればこんなかっこよくとれるんだ!」
「えー!!レンズとかどんな設定で撮影したのか知りたい!!!」
という気持ちと
「自分が見た時この建物なかった」
「あったけどもっとぼろぼろだった」
と
使われなくなった機械や建物が、
厳しい自然に侵食破壊されている現実を痛感しました。
ドローンを用いての写真もあり、
(表紙もドローン撮影ですね)
「自分もやってみたい」
「免許制でしょハードル高いな」
と眺めていました。
やっぱりカッコいいですよねえ。
取り上げられた炭鉱は釧路コールマイン以外はもう閉鎖されています。
かつてはどの炭鉱も人があふれ、活気のある場所だったのだろうなと思います。
これは元炭鉱の廃墟、でもありますが
「ふるさと」のいまの写真でもあるのですね。
そのようなふるさとに思いをはせている人がいることを忘れてはいけないと感じました。
ただ、青々とした木々の間からいまだそびえる建屋や機械は
いまもりりしく私たちをひきつけている、魅力あるものであるのは確かなのです。
行ったことのない炭鉱も訪問してみたいです。
【あらすじ】
戦前、戦中、戦後、そして日本の高度経済成長をささえてきた炭鉱や鉱山。
ヤマには、かつては数万の人々が暮らす町があり、
そこで人々は仕事をし、家族を養っていた。そして今…。
人々が去り、その暮らしの残滓だけを残し、
自然の中で朽ち果てながら、廃墟となりひっそりとたたずんでいる。
本書に掲載された炭鉱や鉱山―。
羽幌炭鉱、
幌内炭鉱、
奔別炭鉱、
赤平炭鉱、
昭和炭鉱、
大夕張炭鉱、
美唄炭鉱、
上砂川炭鉱、
幾春別炭鉱、
空知炭鉱、
浅野雨竜炭鉱、
釧路コールマイン、
鴻之舞金山―
など今もなお北海道に残る鉱山を網羅。
【本日のサムネイル】
石炭を掘る人のイラスト
つるはしを使って石炭を掘り出している(採掘している)、
炭鉱で働く炭鉱夫のイラストです。
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