【この文献を君主に捧ぐ】君主論

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文芸

【初回公開:2011/12/13 (Tue) 12:23】

君主論
ニッコロ・マキアヴェッリ
講談社学術文庫

  • 文庫: 216ページ
  • 出版社: 講談社 (2004/12/11)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061596896
  • ISBN-13: 978-4061596894
  • 発売日: 2004/12/11
  • 商品の寸法: 15.5 x 11 x 1 cm

出版社 / 著者からの内容紹介

政治学の名著を第一人者が全訳
権力の生態学、政治の現実を踏まえた統治術とは何か
近代政治学の古典として名高い『君主論』。
その著者マキアヴェッリは、都市国家が並び立つルネサンスのイタリアにあって、
共和政のフィレンツェ市書記官として活躍。
国際政治の荒波のなか、軍事、外交にわたり東奔西走の日々を送った。
その豊かな体験を生かして権力の生態を踏まえた統治術として執筆した名著を、
政治学の第一人者が全訳し解説する。

Amazonより

君主論はいろんなところから出版されてますが
講談社学術文庫はいいよ。
読みやすい!


えーと
Fete/Zeroみてまして。(アニメーション)
ライダー組がすきになったので
じゃあイスカンダルの王の気分になろう!と
夫婦で本屋に行きました、買いました。
本って、こういうノリで買うのがいいと思うんだ。
かたい本は得にね。

まず、マキアヴァッリはどうしてこれを書いたのか?
そこからはじめるとおもしろい。
当時仕えてた人が失脚しました。
地方に飛ばされました。
みんないろいろ献上してごますってます。
さーどうする?
って感じで書いたのがコレ!
ね?
何書いたの?って思うでしょう!

読んで
「かっこいいいいい!」の連続。
漢なら一度は読むべし!
かっこいいというかね。
あたりまえのことかいてあります。
こういうことはダメ。
こんな事したら部下から総スカンだよ、とかね。
それと、事例。
いままでの王はこれしたからほろびましたとさ。
全部パーフェクト!なんて正直無理だと思う。
信念、じゃないけど
ちゃんと自分の気持ちがないと、人なんか動かせない。
上に立つって事は、その人の時間とか
その人の家族とか人生まで責任持つってことだから。
まあ大変です。
普段の生活でも知ってると知ってないのとでは
かなり違うと思うんだ。
私のように、イスカンダルの王の気分になりたい人
マジでおすすめ!

タイトル:君主論
著者:ニッコロ・マキアヴェッリ
出版社:講談社

君主論 (講談社学術文庫)

【2020/12/04追記】

真のリーダーは(君主)どのように国を治めればいいかという本。

当時は著者の境遇も含めて大変だなあと思いつつ、読んでた記憶。

私の本の買い方は当時読んだり見ていたものの深堀りだったり関連してるものを読む傾向があるので

今回はアニメーションみてての影響だったと実にわかりやすいなあ。

こうやって視座が養われるんですね。

ほかの書評、レビュー書いていらっしゃる方も書いてましたが、当時のイタリアの政治がわからないとわかりにくい部分もあります。

また各出版社いろいろ翻訳が異なっているので読み比べるのもいいかもしれません。

(当時読みやすいのを探して購入したのがこちらでした)

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