【これは始まり(ゼロ)へと至る物語】Fate/Zero(全6巻) 第四次聖杯戦争秘話

文芸

Fate/Zero(全6巻) 第四次聖杯戦争秘話
虚淵 玄 (著), 武内 崇 (イラスト)


文庫: 232ページ
出版社: 講談社 (2011/1/12) (星海社文庫)
言語 日本語
ISBN-10: 4061389033
ISBN-13: 978-4061389038
発売日: 2011/1/12
商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.4 cm


あらゆる“奇跡”を叶える「聖杯」の力を巡って、
七人の魔術師が七人の英霊を召喚して
覇を競いあう究極の決闘劇……聖杯戦争。
大人気ゲーム『Fate/stay night』
(シナリオライター/奈須きのこ)
では断片的に語られるのみだった前日譚
「第四次聖杯戦争」の真相のすべてが、
虚淵玄の剛筆によって今語られる。
これは始まりに至る物語――。
堂々の開幕!


(Amazonより。データは一巻のものです)

今年のお正月は絶対これを読むと決めてました。
その為の君主論を読んでたわけで。

TYPE-MOON、ニトロプラス。
同人界ではちょう有名どころすぎて
どうもなあ…と思ってました。
「空の境界」はすきなんですが。
そんな感じで遠巻きにみてました。
アニメ化でいろいろもしかしなくてもすごいのでは?
読まなきゃ勿体ないのか?
葛藤しつつアニメイトで大人買い。
ラノベだからなのか、最寄りのおおきな本屋で扱いがなかったのです。
さておき。


英霊とは
過去の英雄のことです。
英雄を呼び出して、殺し合いをして
最後まで残った英雄を呼び出した人が
願いをかなえてもらうという内容。

ごめん。
ラノベやろwwwwと甘く見てました。
これは、きっちり作られてる物語です。
ちょっとこわい。
英霊の性格も、生前の人生をも把握して
各キャラクターとしてよみがえらせる。
入口は狭いです。
とっつきにくいですが、中にはいったらものすごくひろかった!感じ。

人の上に立つということ
牽引すること
忠義をつくすということ
快楽という意味
助ける、助けられる
まもるという行為

やられたなあ
それが感想です。
読まなきゃよかった
すきになるんじゃなかった。
ものすごく手ごわい相手を見つけた感じです。
ものすごいいい意味で。
表紙でためらうなかれ。

続きのFate/stay nightはゲームなんだよな。
まよう!
(きっと買う、絶対買うね)

タイトル:Fate/Zero(全6巻) 第四次聖杯戦争秘話
著者:虚淵 玄 (著), 武内 崇 (イラスト)
出版社:星海社文庫

Fate/Zero 1 第四次聖杯戦争秘話 (星海社 e-FICTIONS)

【2020/11/21 追記】

Fate/stay night、スマホでやってたんですがデータが消えたので悲しみでもうやってません。

セイバールートの半ばでした。よよよ。

この後見事にFGOにはまっていろんな英霊のいわゆる伝記を漁るようになったのは当時の自分には想像つかないでしょう。

もともと世界史もわかんない歴史が好きじゃないのでそういう本は避けていたのですが。

キャラクターの力というものはすごいなあと思います。

(これで書評書こうと思った当時の自分の無邪気さがこわいです)

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