【興味深いお話ばかり】京大変人講座: 常識を飛び越えると、何かが見えてくる 

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ノンフィクション

どんな内容なの

京都大学発! 行列のできる授業が書籍化!

「京大変人講座」とは――
京大に連綿と受けつがれている「自由の学風」「変人のDNA」を
世に広く知ってもらうため発足した公開講座。
普通の人が思いつかないこと、ありえないほど
ワクワクすることを実現する場所だ。

★変化の最先端が「変人」なのだ
霊長類学・京大総長 山極寿一×ナビゲーター 越前屋俵太

★学校では教えてくれない「恐怖の地球史」
岩石学・小木曽哲

★なぜ鮨屋のおやじは怒っているのか
サービス経営学・山内裕

★「安心・安全」が人類を滅亡に導く
法哲学・那須耕介

★「不便なモノ」が社会を豊かにする!?
システム工学・川上浩司

★「ヘンな生き物たち」のサバイバル術
生物学・神川龍馬

★「無計画」という最適解
地球物理学・酒井敏

HonyaClub より

1 地球の教室 毒ガスに満ちた「奇妙な惑星」へようこそ―学校では教えてくれない!恐怖の「地球46億年史」

人間・環境学研究科教授 地球岩石学 小木曽哲先生

太陽系はどのようにできたのか
原始のわたしたちの星はこんな姿だった など
岩石から地球ができて、地球のこれからについてのおはなしです。

2 経営の教室 なぜ鮨屋のおやじは怒っているのか―「お客さまは神さま」ではない!

経営管理大学院 准教授 サービス経営学 山内裕先生

一般的なサービス業とはまるっと正反対なお鮨屋の親方。
お鮨屋さんの親方はお客様の前ではニコリともしません。
なぜ怒っているのか、
サービスの価値についてのおはなしです。

3 法哲学の教室 人間は“おおざっぱ”がちょうどいい―安心、安全が人類を滅ぼす

人間・環境学研究科 教授 法哲科 那須幸助先生
(那須先生は2021年すいがんのためお亡くなりになっております)

「安心・安全」という言葉から
それがちょっと度を越している、安全保障まで
考えることについてのおはなしです。

4 社会デザインの教室 なぜ、遠足のおやつは“300円以内”なのか―人は「不便」じゃないと萌えない

情報学研究科 特定教授 システム工学 川上浩司先生

不便より便利がいい、はずなのに
実際売れているのは不便なものだったり
不便と社会の豊かさについてのおはなしです。

5 生物の教室 ズルい生き物、ヘンな生き物―“単細胞生物”から、進化の極みが見えてくる

人間・環境学研究科 助教 進化生物学 神川龍馬先生

ちっちゃい生き物の研究から
私たちの祖先がわかったり、人間はカビに近かったりと
さまざまな生きものや細胞についてのおはなしです。

6 予測の教室 「ぼちぼち」という最強の生存戦略―未来はわからないけど、なるようになっている

人間・環境学研究科 教授 地球物理学 酒井敏先生

物理学を使って「地球」を調べていく学問をされていると
太刀打ちできないことがたくさんあることがわかりました。
その一例をおはなしされています。

おわりに これからも京大は「変人製造所」として(ときどき)世界を変えていく

発起人である酒井先生が
「人と同じことをやってるようではつまらないよ」
について書かれています。

よんでみて

京都大学で行われていた一般公開講座である「京大変人講座」を書籍化したものです。
6人の先生が各々の研究されているジャンルについて
わかりやすく、おもしろく説明されています。
学問名を見るとどれもむつかしそうなのに
その内容はどれも笑ってしまったり
もっとお話を聞きたいと思ってしまうものばかりです。
京都大学は東京大学と並んで日本有数の大学ですが
このような講座はハードルも低くなり
大学でこういう研究が行われているんだなと
親しみを感じます。

「京大変人講座オンライン」もありますので、興味のある方はこちらからどうぞ


京大変人講座: 常識を飛び越えると、何かが見えてくる

著者:酒井敏、小木曽哲、山内裕、那須耕介、上川浩司、神川龍馬
出版社:三笠書房
発売日:2019/4/19


【本日のサムネイル】
大学のイラスト
東大のような、クラシックな雰囲気の大学のイラストです。

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