【耳から恐怖体験】仄暗い水の底から【Audible版 】

文芸

洗濯を干す、
食事を作る、
お風呂に入る、
そんな時私はAmazonのオーディブルを聴くことが多いです。
youtubeは途中広告が入りますが、
オーディブルは広告がないうえに
朗読されていらっしゃる方が上手なので
とても聞きやすく重宝してます。

専用アプリで聞いてるよ

「人気のコレクション」のコーナーがあって
その時々の特集が組まれています。

最近は
「夏といえばホラーでしょ!」
とコレクションの中の
気になったものを片っ端から聞いてます。

仄暗い水の底から

リング」シリーズで有名な鈴木光司先生の小説です。
映画にもなっていたな、
でも読んだことなかったなぁ
と聞き始めました。

水にまつわる7つの短編集です。

プロローグ・エピローグ

おばあさんと孫が、早朝岬を散歩するプロローグ
エピローグは「そこに関係するの!?」なので
最期まできっちり読んだりきいてほしいです。

浮遊する水

映画「仄暗い水の底から」になった内容がこちらです。
シングルマザーの主人公と娘が引っ越してきたマンション。
その屋上でバッグを見つけたことから周囲で不可解なことが起き始めた。
Wikipediaをみたら
著者の実体験が元になってるとのことです。

孤島

小中学校の同級生が、付き合っていたという女性をとある無人島に置き去りにしたという。
それから数年後、主人公はその島にいくチャンスをものにする。


穴ぐら

漁師の主人公が起きると妻がいない。
息子をつれて心当たりを探すもみつからない。
翌日の早朝、アナゴ漁に出た主人公は船であるものをみつける。

夢の島クルーズ

主人公は同窓会で知り合った夫婦と小型クルーザーに乗っていた。
その帰りに突然クルーザーは停止してしまう。
不可解な停止に三人は戸惑うが、夜のとばりはどんどん濃くなっていく。

漂流船

遠洋マグロ船がもう少しで港に就こうとしていた時、漂うクルーザーを発見する。
海上保安庁に連絡し、マグロ船はそれをけん引することになる。
その無人クルーザーに乗りこむように船長から指示された主人公は
謎の視線、違和感に襲われる。

ウォーター・カラー

とあるビルで劇団の公演が行われている。
その最中、舞台上に雨漏りが発生し、それを解消させるために
主人公は公演中の階の上の階に向かう。

海に沈む森

主人公が友人と山中を探索してると未発見と思われる鍾乳洞を発見。
二人は興奮し、その中に入り、そして事故がおきてしまう。

聞いてみて

実は短編集とは気づかずに聞いていました。
夢の島クルーズで
「これもしかして短編集なの?」
と思い、詳細を確認しました。

欲をいえば
「これその後どうなるの?」というものばかりで
「海に沈む森」以外は不完全燃焼気味です。
個人的には「ウォーター・カラー」がよくわからなかった。
舞台装置だったというオチなのは理解しましたが
怪異はどう捉えればよかったのでしょうか。

オーディブルは朗読なので
本の文章を読んでいるものが流れるのですが
効果音ははいっていません。
入っていない効果音がうかぶほど
臨場感にあふれたよい朗読でした。


後半は主に夕方お風呂の中で聞いていました。
こういう時に限ってやたら物音たててポスティングとか
訪問販売もこないでほしかったです。
ものすごくびっくりしました。


★原作はこちら
本&オーディブルでたのしんでくださいね ★

仄暗い水の底から

★お散歩のお供にと聞き始めましたが
思いの外よかったので家の中でも聞いています。
少しずつ対象のジャンルや本も増えているので
毎月どれを聞こうか楽しみです。

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【本日のサムネイル】
蛇口からポタポタ垂れる水のイラスト(レバー式)
台所などで使われるレバー式の蛇口から
水漏れして水滴が垂れているイラストです。

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