【初回公開:2010/08/03 (Tue) 14:08】
・ヒトの遺伝
中込弥男(著
岩波新書
・新書: 239ページ
出版社: 岩波書店 (1996/01)
ISBN-10: 4004304318
ISBN-13: 978-4004304319
発売日: 1996/01
商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 1.2 cm
・目次
1家族と身内の遺伝学
2先住民と民族の遺伝学
3男と女の遺伝学
4遺伝の常識と非常識
5ヒトゲノムと遺伝子診断
6遺伝子治療
・6万以上のヒト遺伝子の10%がわかり,
いま,すべての遺伝情報を解明しようという計画がすすめられている.
性格や才能の遺伝,
肥満や不眠症の遺伝子,
男が多く生まれる理由,
血液型の人種や地域によるちがい,
ヒトの遺伝にかかわる話題は豊富だ.
さらに遺伝子診断,
遺伝子治療という最先端をふくめ,
遺伝のふしぎ・おもしろさがわかる.
(Amazonより
・出版が1996年とある。
DNDの解析が10%程の年代の古典と考えてもよい本。
『赤ん坊は何故若いと思いますか?』
『何故産まれてくる赤ん坊は、両親と同じ歳ではないのですか?』
こんな質問から始まる本。
実際聞いたら「は?」といった感じだろう。
答え方は人それぞれかと思う。
TV番組等の情報で
DNAについては専門書を読んでいなくとも
ちょっとはわかるという人も多いと思う。
イトコ同士は結婚できますが、
何故おじとめいは結婚出来ないのでしょうか?
そういった身近(?)な疑問から
ガン遺伝まで
発売当時はかなり善書だったと思います。
14年前なので流石に古さは否めませんが
遺伝学の基本的な基礎が書いてありますので
読みやすいかと。
とあるブログで
母152cm
夫167cm。
我が子には夫婦以上に身長が伸びてほしいと
切実に書いてありました。
さて、子供の身長は両親越えすると思いますか?
タイトル:ヒトの遺伝
著者:中込弥男
出版社:岩波書店
【2020/10/19追記】
この本は1996年出版されたものですが
先日書かせていただきましたこちらは2015年出版で
飛躍的に科学が進化してるのを感じることができます。
遺伝子関連など同じテーマの本を見つけたら読んでるものがいくつかあるのですが
このような科学系のものはふるいものでも
「これが今使われてる技術のもとになったのか」とわかったり、
今は主流ではないけれど、昔はこの技術で行われていたなど
流れがわかってとても面白いです。
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