【まっくらやみの水族館】サンピアザ水族館・まっくらナイトウォッチング2022にいってみたよ

みてきた

動物園の夏のイベントで、
夕方から夜にかけて動物の生態を観察する催しがあります。
その水族館版があると知ったので行ってきました。

サンピアザ水族館で開催

サンピアザ水族館より

北海道札幌市厚別区厚別中央にある
サンピアザ水族館です。
今年でオープンして40年になります。
商業施設エリアにあるので
雨が降っていても楽しむことが出来ますよ。

どんな催しなの?

開館40周年を記念して人気企画が復活!!
夜の水族館を観察・探検してみよう!
「ナンキョクオキアミの発光実験」もあるよ!

各日先着80名様の完全予約制です。

ご予約は1回の申し込みで5名様までとなっております。

7月開催日
23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日)

8月開催日
6日(土)、7日(日)、11日(木祝)、13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)

開催時間
各日19:00~20:30(入館は19:45まで)
※「ナンキョクオキアミの発光実験」は20:00から行ないます。

【入館料金】
おとな(高校生以上)   ¥1,000
高齢者(65歳以上)    ¥720
こども(3歳以上中学生まで)¥400

まっくらナイトウォッチング2022サイトより

ホームページの予約申込み専用サイトから申し込むかたちになっていました。

再入場が可能なので行ったことがないならば
早めにいって、普通の状態を観察してから、もありですよ!

いってみたよ

特徴的な円形看板の右奥になります。

じつはこのイベント
非常口看板以外が消された
まっくらの水族館を懐中電灯片手に観察する
というものなのです。

まっくらの水族館ってどんなかんじなの?

場所によってはおさかなの説明板が点灯してますが、
水槽にライトはついていません。
(実際はもっとまっくらに感じます)

寒いサカナコーナーのカニ

ウツボとエビ

サンゴ礁のサカナたちコーナー

真っ暗でもタッチングプールはいつのどおり体験できました!

電灯がついていないので、
どこにサカナがいるか探すのに夢中になってしまいました。
懐中電灯はもっているものの、
サンゴや流木の陰にいるので
探すのが高難易度な水槽も沢山ありました。

まっくらの中写真撮影はとても難しく
ほぼまともに撮れてなかったのですが、
それもまた面白くて思い出になりましたよ。

二階のコツメカワウソ、ケープペンギン、ゴマフアザラシは
夜行性ではないかも…?
懐中電灯のひかりに怒ったり困惑してるようでした。
(コツメカワウソには光をあてないよう注意書きがありました)

ナンキョクオキアミの発光実験

ナンキョクオキアミ
なんだそりゃ?
回遊水槽前ってことは、水槽にオキアミいれると発光するのかなあ?
そんなことを思っていました。

飼育員のおにいさんおねえさんからくばられたのは
すり鉢とすりこぎ。
その中にナンキョクオキアミが入っています。
非常口看板までも消した真っ暗な中で
参加者全員でおのおののすり鉢をすりこぎでゴリゴリ…

すり鉢の中に星がありました。
ナンキョクオキアミには発光器があって
潰されたことで光っていました。
ちょっとでも明かりがあったらそれに負けてしまう小さなひかり。
それが自分の手元だけでなくみんなの手元で
はかない青い小さなひかりがうかんでいました。
時間にして二分くらいゴリゴリすりつぶして
線香花火が消えるように、オキアミの光も消えました。

正直その後のおにいさんおねえさんの説明は覚えていませんが
調べてみたら
なぜオキアミに発光器があるのか解明はされていないそうです。
ちいさなひかりでしたが、見れてほんとうによかったです。
それまで館内はお子さん連れの方がほとんどで
ワイワイガヤガヤでしたが
この実験の時だけはみんなおとなしく、
かつ光った瞬間感嘆の声をあげていました。

いってみて。

実はこれが初サンピアザ水族館でした。
見終わってから再入場可能とか、webサイトに割引クーポンあったこととか
いろいろ気づいて、前準備だいじだなあとしみじみ思いました。
早く気づいたらまっくらナイトウォッチングとの比較ができたのにー!

ともかく参加してみて
この水族館が40年愛されてきたんだなあと。
お父さんお母さんこどもちゃんとおじいちゃん
そんな三世代でいらっしゃっていたり
家族三人で訪問していて
「おとうさん子どもの時遠足できたとこだよ」
など思い出を語っていたり
みなさんの身近な水族館なんだなあと思いました。
あと「ナンキョクオキアミの実験いいやー」
と帰ってた人が多かったんですが
めっちゃ損してるから!!!
もったいない…絶対やったほうがいいやつ…
と過去に戻って教えてあげたい気持ちでした。
実にいい体験でした。

完全予約で人数制限有りなので
気になる方はお早めにサイトを確認してくださいね。

(水族館や動物園のナイトウォッチング系のイベントは
毎年開催する傾向があるので、
今回参加できなかった、また来年も参加したいときは
来年夏の初めに各施設のサイトを確認してみるのもよいですよ。)


※今年のまっくらナイトウォッチング2022は
申込者数が定員に達したため 受付を終了したそうです。


★こちらの本にもサンピアザ水族館が取り上げられていますよ★

全館訪問取材 中村元の全国水族館ガイド 125


【本日のサムネイル】
水族館のイラスト
「Aquarium」という文字と大きなイルカの看板が掲げられた、
水族館の建物のイラストです。

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