美術館や博物館、水族館など
ミュージアムのオリジナルグッズについて集めた本です。
どんな内容なの?
![](https://moyukukamui.com/wp-content/uploads/2022/01/b7ad708aff1ad36ab20a868dd6d30ce5.jpg)
日本全国、各所にあるミュージアム
それらにある売店、ショップオリジナルの商品について
クローズアップされたものです。
ミュージアムで実際働いてる方や、
グッズの企画販売に携わっていらっしゃる方のインタビューもありますよ。
・かわいいを楽しみたい
![](https://moyukukamui.com/wp-content/uploads/2022/04/b806a1d80eea15833ed19bf2e0537c22.jpg)
インタビューは
アーティゾン美術館
もりおか歴史文化館
奈良文化財研究所 飛鳥資料館の3館。
グッズが取り上げられているのは
紅ミュージアム・五島美術館・棟方志功記念館
京都水族館・那須どうぶつ王国・大谷資料館
群馬県立歴史博物館・リニア鉄道館・石川県ふれあい昆虫館
の9館。
この本の表紙にも使われている
京都水族館の「オオサンショウウオ リバーシブルネックピロー」
これが本当に愛らしく、我が家にやってくる日も近いです。
オンラインショップを運営されているところもあります。
ありがたいですねえ!
感動を持ち帰りたい
![](https://moyukukamui.com/wp-content/uploads/2022/04/72165e0e74b487f1fc6f1460a9d0c984.jpg)
インタビューは
山種美術館
中津市歴史博物館
長谷川町子美術館・記念館
の3館。
グッズが取り上げられているのは
仙台うみの杜水族館・サントリー美術館・福岡市美術館
東京国立博物館・印刷博物館・東京都庭園美術館
知床国立公園知床羅臼ビジターセンター
国立民族学博物館・福井県年縞博物館
の9館。
インタビューで取り上げられていた中津市歴史博物館の
「石垣琥珀糖」
こだわりの製作エピソードを読んだら
実物の石垣と琥珀糖を買いに遊びに行きたくなってしまいます。
琥珀糖の色もやさしくてとても素敵です!
マニアックを堪能したい
![](https://moyukukamui.com/wp-content/uploads/2022/04/282ddc8786105e805bdb959cbcec1290.jpg)
インタビューは
新宿区立漱石三房記念館
伊丹市昆虫館
大阪市立自然博物館
の3館。
グッズが取り上げられているのは
海遊館・21_DESIGN SIGHT・国立歴史民俗博物館
福岡市博物館・葛西臨海水族館・徳川美術館
奥州市牛の博物館・九州国立博物館・渡辺淳一文学館
の9館。
福岡市博物館の金印スタンプ。
歴史の教科書でおなじみの「漢委奴国王」の金印のレプリカです。
見たら買わない理由がありません!
企画して販売してくれてGJ!としかいいようがないナイスグッズです。
もっと深く学びたい
![](https://moyukukamui.com/wp-content/uploads/2022/04/ce2590593a8b9348e583ab94028d0d07.jpg)
インタビューは
地質標本館
JT生命誌研究館
水戸芸術館現代美術センター
の3館。
グッズが取り上げられているのは
国立科学博物館・上野動物園・鳥羽市立海の博物館
三菱一号館美術館・日本科学未来館・京都国立博物館
北海道大学総合博物館・目黒寄生虫館・
ミュージアムパーク茨城県自然博物館
の9館。
上野動物園のほんとの大きさパンダのは
パンダの赤ちゃんの大きさ重さをぬいぐるみで再現したもの。
生後二日目、生後十日目、生後二十日目の三種類です。
なかなか見ることの出来ない赤ちゃんの成長が
ぬいぐるみでみれるのはアイデアだと思います!
よんでみて
![](https://moyukukamui.com/wp-content/uploads/2022/01/05dbe5f6074db6c6fba9afc3007c241a.jpg)
著者が北海道在住ということにまずびっくりしました。
本州のどこのミュージアムに行くか計画をたてて
一週間ほど複数の施設を見に行くそうです。
その行動力に拍手を。
どのミュージアムも
お客様に楽しんでもらいたい、思い出を持って帰ってほしい
この気持ちで企画し制作販売されています。
展示物を見たあとでなんとなくショップをふらりみて
なんか買っていこうかな?
と手にしたものたちはそんな思いから作られているのだと
インタビューでわかりました。
またミュージアムといえば美術館というイメージが強い私にとって
地学、昆虫学、自然など
ジャンルが多いことも発見の一冊でした。
ミュージアムガイドとしても読める素敵な一冊です!
著者:大澤夏美
出版社: 国書刊行会
発売日:2021/7/24
【本日のサムネイル】
学芸員のイラスト(男性)
美術館や博物館などで働く男性の学芸員(キュレーター)のイラストです。
コメント