脳には妙なクセがある

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ノンフィクション

【初回公開:2013/10/16 (Wed) 19:16】

脳には妙なクセがある
池谷 裕二 (著)

単行本: 349ページ
出版社: 扶桑社 (2012/8/1)
ISBN-10: 4594065252
ISBN-13: 978-4594065256
発売日: 2012/8/1
商品パッケージの寸法: 18.6 x 13 x 2.8 cm

内容紹介
あまりにも人間的な脳の本性!
最新の知見をたっぷり解説!
◎恋に必須の「シュードネグレクト効果」
◎「オーラ」「ムード」「カリスマ」…見えざる力に弱い理由
◎「他人の不幸」はなぜ蜜の味?
◎「損する」でも「宝くじ」を買う理由
◎就寝前が「記憶」のゴールデンアワー
不可思議さに思わず驚嘆!
脳にはこんなクセがある!
◎「行きつけの店」にしか通わない理由
◎何事も始めたら「半分」は終わったもの?
◎脳はなぜか「数値」が苦手
◎「笑顔をつくる」と楽しくなる!?
◎「心の痛み」も「体の痛み」も感じるのは同じ部位
◎歳をとると、より幸せを感じるようになる理由
◎「今日はツイテる!?」は思い込みではなかった!
◎脳は「自分をできるヤツ」だと思い込んでいる
脳科学の視点から「よりよく生きるとは何か」を考える一冊!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
池谷/裕二
1970年静岡県藤枝市生まれ。
薬学博士。東京大学大学院薬学系研究科准教授。
記憶のメカニズム解明の一端として「脳の可塑性の探求」を研究テーマとし、
2012年には、これまで未解明だった脳内の神経細胞同士の結合部(シナプス)形成の仕組みを突き止め、
米科学誌「サイエンス」に発表。
2006年日本薬理学会学術奨励賞、日本神経科学学会奨励賞受賞。
2008年日本薬学会奨励賞、文部科学大臣表彰(若手科学者賞)受賞
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Amazonより

以前ほぼ日ブックスだったかで、海馬についての本を読みました。
(いまは新潮社文庫になったようですね)
で。
「最近脳科学本読んでないわーなにか読みたいわー」
と思いだしたのが「海馬」の時糸井さんと対談されていた池谷氏だったのです。
この本はまず目次をみましょう。
全部で26章あります。
「長い!」「それしかないの?」
いろいろあるとは思いますが、興味のある部分から読み始めてOK!
むしろ「脳科学?そんな難しいの読めないよ」な方は
その興味あるところからぜひとも!
今日はついてる!ってどういうことか
愛の力はどう脳に影響があるか
どうしてゲームにはまるのか
私が個人的に実践したのは
「11章 笑顔を作る」。
マザーテレサの
「単なる笑顔であっても想像できないほどの可能性があるのよ」
そのままの効果にちょっと苦笑がもれました。
私、日頃笑ってないのかなあ・・・?
口角をあげただけで
「笑顔をつくるだけで楽しくなる」と脳が認識するのです。
難しい言葉はほとんどなく、おもわず誰かに言いたくなる内容ばかりです。
意外と脳ってぽんこつなんですよ。


【2021/04/01 追記】
脳科学本の中でも著者はかなりわかりやすく書かれていると思っています。
脳科学と聞くと難しいものに感じますが、実際は
「脳は案外ちゃんと覚えてないよ」
「こんな感じで見たもの感じたものを処理してるよ」
と身近なことが多いです。
また学術的根拠もはっきり記載があるので
掘り下げたいときにもありがたいです。
いつも同じジャンルばかり読んでるので、たまには違うもの読んでみたいなあ
という方にお薦めです。
するする読める楽しい本です。


脳には妙なクセがある (扶桑社BOOKS)


著者:池谷 裕二
出版社:扶桑社
発売日:2012/8/2



【本日のサムネイル】
脳のイラスト
ピンク色でしわだらけの脳みそのイラストです。

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