SONY・Readerまとめ

買ってみた

2011年にSONYの電子書籍端末「Reader」を購入しました。
それについての記事をみっつまとめました。
購入してじゃんじゃん使ってた最中にReader発売終了ときいてがっかりしたのを覚えてます。
もう販売してないものの記事を残しておくのはいかがなものかとも思ったのですが
せっかくなので残しておきます。

電子書籍を読む。(SONY・Readerレビュー)


【初回公開:2011/05/16 (Mon) 15:56

SONYの電子書籍端末「Reader」を購入しました。

最初は電子書籍にそんなにも興味はありませんでした。
配偶者がガジェット好きなので、いろいろ調べてて
それを聞いてただけで。
本読みとしては、コレクター的要素もあるので、紙媒体がいいかな、くらいでした。

ネットの住人でかつ本読みだと
ネットでふらふら文章を読んでる時間がどうしても多くなる傾向が自分にはあって
それを踏まえると、林檎社の通称「風呂の蓋」のように
webもあれもこれもつかえます!的なものはどうも・・・と考えてました。
なので密林社の「キンドル」を待ってました。

キンドルがでないまま、風呂の蓋2が世間を席巻してる頃
最寄りの電気量販店で、初めてReaderをみました。

サイズは2パターン。
文庫版、それよりひとまわり大きいサイズ。
実際手に取ってみると、あら案外軽いもんだわ。
これが第一印象。
下部のボタンを適当に押す。
画面が反転して一瞬白黒になり、表示。
これが気に入らない。
目がつかれるんじゃないの?
その日はそれで終わりました。

GWになって、買い置きしていたプリンターのインクが不良品で反応しないなど
やたらにその量販店に通い、そのたび触れてみて。

一昨日に購入。
決め手は、eインク。
凸版印刷が開発したんでしたっけ?
キンドルにも使ってるとか聞きました。
風呂の蓋よりも、目に優しい。
目を酷使しては、本は読めない。
決めたら、即買いでした。

PRS-350
文庫サイズのシルバーカラーです。
(どうでもいいですが、名前は「シュタイナー」と決めました)

買うと決めた朝。
初めてReaderについて検索しました。
本気で検索しないよう携帯で。
そこでざっとマイナス要素も把握して。

我が家にはスキャンスナップもありますし、プリンターは複合機。
自炊環境も整ってる。
じゃあおkかなと。
このReaderはSONY専用ストアから書籍購入が基本になりますが
これがあまりに品ぞろえがよくない。
使い勝手もものすごく悪い。
幸い、PDFも読める、テキストも読める。
なので、これを使えばいいかと考えました。

本体にはPCと接続するケーブルしかついていません。
ACアダプタ、カバーは別売りとなります。
カバーだけ購入しました。
ACアダプタは、マイクロUSBだったので
携帯マイクのブルートゥースのアダプタで応用可能でした。
買うと3500円くらいでした。

自宅で丸一日使ってみました。
昼と夜のリビング
昼間の寝室で寝っ転がって。
外で。
昼間の車内で。

正規カバーに手元ライトが内蔵されたカバーがありましたが
あれは必要ないと判断しました。
内蔵電池は単4電池。
この製品は軽い、手軽さがよいとみた時、この電池は重いです。
そしてカバー真ん中に収納できるタイプなので
使いにくいだろうと判断しました。
よく雑貨屋やインリアショップにある、ブッククリップタイプのライトで代替え可能と思います。
あれならば千円くらいでいろんなタイプがあり、ボタン電池です。
使っていて不便を感じたのは、夜のリビングだけでした。
もっとも室内灯の真下なら不要です。
夜はちょっと暗いかな?くらいなので、一応用意しておこうかな?程度です。
これから気候がよい時期は、思いっきり外で読むのがいいなと。
バック画面が真っ白で、インクの黒がはっきりして
かなり気持ちよくストレスなく読めます。

追加購入を考えてるのは、画面の保護シート。
最初不要と思ってましたが、案外汚れやすい事が判明しました。
気になったら眼鏡ふきでもいいのかな?と思いましたが
5年くらいは最低でも使いたいので、これは後日購入します。

SONY専用ショップでDLしてみました。
どういうカテゴリーでわけてるのか?
本気で頭痛くなるくらい、ひどいものですので根気よく捜したほうがよいです。
村上春樹など、最近の売れっ子作家は期待しない方がいいです。
ありませんので!
びっくりするくらい品ぞろえ悪くて、検索で知ってはいましたがあきれるばかり。
国内出版業界がゴテゴテなんだろうなあと予想・・・
しかし、なんとなく古典が読めればいいやと思っていたので
青空文庫から10ほどDL。
全く知らない作家の面白い作品に出会えてうれしいことに!
なので青空文庫中心に、古典を読んで行こうと決定。

ネットで最近話題だったJコミのPDF形式もDL。
入れてみました。
「放課後ウエディング」
「らぶひな」全14巻。
一気に容量の半分オーバー・・・
PDFは結構容量もっていかれます。
この文庫タイプは2G。
容量増設不可なのでご注意を。
(ひとまわり大きいタイプはメディア使用できます)
読んでみると、少女漫画のような線の細いタイプの絵柄はしんどいかも?
らぶひなもちょっと、しんどい・・・
漫画は大きな画面サイズの端末の方がサクサク読めると考えた方がよいと判断。

ついでに、PDF配布していた「電子書籍の衝撃」
某北海道大学で配布していた放射能についての資料もいれてみました。
・・・よみにく!
SONYの専用ショップからDLしたものについては文字サイズ変更可能なのですが
PDFは文字サイズ変更不可能です。
なので、PDFのつくりによっては、ほんとーうに見にくい。
見にくい、といっても集中したら難なくよめますけれど
眼精疲労だなこりゃあ!
自炊する時はこれを考慮しつつ作らないとまずいかな?と課題も見えました。

最後にテキスト文章。
自作の話をテキストにコピペしていれてみました。
自分で書いているので内容は知ってますが
サイトで見るよりも二割増しでステキ化してました(苦笑
RSSでブログ登録してるものなど、Readerで読んでる方もいるとのことで
これはかなりありと思いました。

他にメモ機能、手書きメモ機能もあって
スリープモードの際は自分のお気に入りの写真を使うことも可能です。

検索すると、みなさんこの必ずしも使いやすいとはいいにくい端末を
かなり愛して、使いこなそうと日々試行錯誤してるようで
自分もやってみよう!と勇気をいただきました。
本読みの最大の悩みである、不動産問題。
本の置き場所が、この文庫本サイズに集約される。
最初は訝しく思っていた自分が、購入して触れて試行錯誤してみて感じたことです。
これから自炊してみて
さらに思った感じた事を書きとめていこうと思います。
新しいものに触れるのはちょっと勇気もコストも高めですが
それは絶対マイナスだけじゃないと思ってます。
知恵と経験なんてもんじゃないけど
まあ、触って使ってわかることってたくさんあります。
なので躊躇してる人は、是非買ってみてよ!
それが一番いいたいことです。
案外、いいものです!

電子書籍を買ってみた

【初回公開:2011/05/22 (Sun) 22:02

SONYの電子書籍リーダーのReaderを購入して一週間。

有料の電子書籍を購入して
シュタイナーにいれてみました。

購入したサイトは
電子書籍取り扱いナンバーワンとうたう
「パピレス」さん。

なぜパピレスさんで購入したかといいますと、
ここはReader専用があるのです。

(今までは青空文庫でテキストやPDFをDL。
その後、テキストをPDFに変換してReaderにいれてました)

登録して、本を選んで、クレジットカード情報を打ち込んで、
PCにDLして終了。
まあ簡単ですが。

おおう!
はいってない!
シュタイナーさんの抵抗か?!

原因は、ファイルのタイトルを変更した際に
まるっと本のタイトルにしたこと。
「タイトル」
  +
「拡張子」
にしないと認識しない模様。
なので、これは毎回確認した方がいいかもでした。

いろいろ電子書籍を捜していて気付いた事は
新書は捜しにくい。
文芸は2、3年前の話題作(以降)からならある。
(角田光代だと「まほろ駅前~」はありました)
ラノベとかは意外と豊富
SFは壊滅的にない。
古典SFもない!!

それを考えると
昔の本(特に文芸)を読みたい場合はいいのかも。
パピレスだけかもですが
同人誌も若干あったのにはふいたw
なので
これからは
「中古で買う」もしくは「電子書籍で買う」になっちゃうかな?

5月20日から
紀伊国屋書店が電子書籍に本格参入してきましたが
残念ながらReaderはまだ未対応。
現在対応させるように動いてるそうです。
そうなったら一気に新刊も
もちろん新書も入手しやすくなるんだろうなあ!
たのしみーw

ひとつ気をつけること。
やたら安価な本があった時は注意。
短編集の一話だけの場合が多いです。
結構あるのです。
58円とか。
前後篇で各別料金というのもあります。
返金できないので、そういうところも気をつけなきゃでした。

電子書籍ReaderとePub

【初回公開:2012/05/01 (Tue) 07:50

自分でも遅いと思いますが、
「津田大介」さんの有料メールマガジンの購読を始めました。

ついったさんTLで流れる「ePubってなんじゃらほい?」と思ってましたら
メルマガとかを電子書籍リーダーなどで読めるように変換システムなのか!

じゃあ早速!
とReaderにいれてみました。

起動がものすごくわるい。
ストレスしか感じない。
メルマガの内容が興味深いのに、次のページにすすまない!
・・・かたまった・・・

PCを起動して、EBOOKを立ち上げ同期すると直るものの
直接の解決に至らず。
うんうん考え、検索してみたら。
ePubじゃなくても、画像系(漫画)はフリーズが当たりまえっぽいのですね!
私は今回初めてのフリーズだったので、ただただびっくりだったんですが。
動きが悪い、かたまるじゃ、Readerに入れる意味ないなーと
配偶者に愚痴ったところ。

「メモ帳使えばいいんじゃないの?」

まさか、と思い
コピペしてメモ帳をReaderに入れましたら
動きサクサク!
悩んだ時間はなんだったんだ?ってくらい。
ePub変換された時、一部グラフ等があったのでそれのせいで機動が悪かったのかも?とも考えましたが
本文中にあるURLなど気になったものはブックマークし
PC(または携帯)からチェックすればいいかな?
ということに至りました。

うーん。ePubの仕組みがよくわかってないので
このシステムのもんだいなのか、Readerのもんだいなのかははっきり言えないところです。

いろんな方が林檎タブレットにすればいいのに!とおっしゃいますが
まあこの工夫して使っていく、というのもまたおもしろいと思うので
まだまだReaderには頑張ってほしいものです。



・現在はkindle中心で電子書籍を楽しんでいますが、単品の記事も購入してます。
応援したい著者やライターさんものは特に購入しています。
当時は楽天koboがあったりの黎明期で、いろいろな試みがあって
現在残ってるのがその結果だと思います。
必ずしもAmazonが勝者とは思ってなく、ここじゃないと読めないサイトがあったりで
いろいろ使い分けてる方もいらっしゃいます。
(記事をあらためて読み返してパピレスで買ってたのか!状態です)

ただ、著者が不祥事をおこした際に購入した作品が楽しめなくなるシステムは何とかしてほしいところ。
我々は作品を購入したわけではなく、閲覧権を購入したのでそれは仕方ないのかもしれませんが
そこは納得いかないのです。

【本日のサムネイル】
電子書籍リーダーのイラスト
KindleやKoboに代表される、
電子ペーパーを利用した電子書籍を読むための専用機、
電子ブックリーダー(Eブックリーダー)のイラストです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました