政治家の殺し方

ノンフィクション


【初回公開:2012/01/18 (Wed) 16:16】
政治家の殺し方
中田宏

単行本: 202ページ
出版社: 幻冬舎 (2011/10/26)
言語 日本語
ISBN-10: 4344020855
ISBN-13: 978-4344020856
発売日: 2011/10/26
商品の寸法: 17.2 x 11.8 x 1.8 cm

内容紹介
前横浜市長は「女性スキャンダルまみれ」で「ハレンチ市長」と命名された。
悩み苦しんで「白髪頭」となり、「死」を考えたこともあった。
魑魅魍魎が跋扈する政界の隠された裏側を告白する、衝撃の書!

37歳という若さで横浜市長となった。
だが、事実上、政治家として殺された。
ある日、突然襲った謂れのないスキャンダルの嵐。
その身の潔白は、すべての裁判で勝訴をおさめたことで証明された。
では、いったいなぜそのようなことが起こったのか?
裏には何があったのか?
「政治家を殺すのに刃物はいらない。スキャンダルをでっち上げればいい。」
彼を追い落とした人間は、いまも平然と生きながらえ、何の罪にも問われていない。
地方自治をはじめとする政治のアブナイ世界だけにとどまらず、
「史上最悪の人生」を味わった著者の実態にも迫る。
これほどの生き地獄を味わった政治家は他にいるか?
禁断の告白書!

(Amazonより

前横浜市長である氏が現役中に巻き込まれたトラブルについて
赤裸々に語った本書。
市の財政を見直した時に、いままでのしがらみをバッサリと斬りすてる潔さは見事。
それに対する相手の出方は、みっともないと思うが、それがいままで通用してきた事で
市民のほとんどが知らない闇だったのだろう。
また公務員がいかに温い考えであるか。
すべてがこずるいとは思ってはないが、あまりに非常識すぎる。
信念を貫くという行為は、
本当に困難で、また奥様の陰ながらの応援があってこそと感じた。

タイトル:政治家の殺し方
著者:中田宏
出版社:幻冬舎

政治家の殺し方

【2021/01/20 追記】

半分時事ネタのような本なのでアーカイブするのどうなのかなと思いながら掲載しておきます。
公務員っておもしろいもので、ボスが選挙で変わってそれで仕事にも影響が出たりでなかったりするんですよねえ。
そしてそのボスは任期中しかいないのだから末端公務員までわからないというのは、大企業となんら変わらないのでは?
と「いまは」思います。
そういう状況で「公務員はぬるい」といわれてもなあという気持ちです。
当時は著者のような政治家は少なかったですが、今は若手の政治家が頑張ってくれているので
長期間無投票のままなあなあで続けてる政治家がいなくなってほしいところです。

【本日のサムネイル】
政治家の男の子のイラスト(将来の夢)
マイクの前でスピーチをする政治家(議員・総理大臣)の格好をした小さな子供のイラストです。

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