赤いヤッケの男 山の霊異記

文芸

山に通うと色々と不思議なことに出くわすものだよ

こちらの本は
「幽」というKADOKAWAが発行していた怪談文芸専門誌のレーベルから
出版されたものです。
幽はかなりマニアックだったのでかなりお世話になりました。
木原浩勝先生がすきです!(今回は違います)
最近見てないなあと思ったら2018年に休刊していたのですね…。

今回の著者は幽ブックスでは
・山の霊異記 赤いヤッケの男
・山の霊異記 黒い遭難碑
・山の霊異記 ヒュッテは夜嗤う
上記三冊刊行されています。
今回は初めての著作でもある
「山の霊異記 赤いヤッケの男」を取り上げましょう。


山の霊異記 赤いヤッケの男

・八号道標
・アタックザック
・赤いヤッケの男
・山小屋の掟
・孔雀
・急行アルプス
・鏡
・究極の美食
・笑う登山家
・追悼山行
・J岳駐車場
・カラビナ
・もうひとりの客
・鎌策婆
・残雪のK沢岳
・ハーケンは笑わない
・クライマーズセンス
・荒峰旅館
・銀のライター
・暴風夜
・ゾンデ
・N岳の夜
・霧の梯子
・猿ぼぼ
・牧美温泉

上記25の短編集になります。

山の怪談なので
言わずもがな山岳登山中の不慮の事故にあった方々の霊と思われる事柄が主になります。
日本は山岳信仰が昔からあったので
それも踏まえると
山では不思議なことがおきてもおかしくはないのかな?と
思ってしまうエピソードもあります。

表紙が真っ赤、ぼんやりと顔と思しきものがみえるので
「これは赤いヤッケの男なのだな」と
つい思ってしまいますが
これ実は別のおはなしのものなのです。
タイトル作は初版にかかれているので
「あれ?この表紙はなんとなくこのデザインなの?」
と軽く考えていましたが
後の話を読んで
「いや、これ、絶対体験したくないしこのアイテム処分するわ」
と思ってしまいました。
手元に置いておきたくないアイテムナンバーワンすぎます。

文章としても怪談としても
すごく上手ではないですし
(そもそもこれが一作目です)
むしろ戸惑った部分も多かったですが
山岳怪談という非日常に怪談を組み合わせる力技で
読ませるものでした。
これからの季節
キャンプ前に是非とも!

赤いヤッケの男 山の霊異記 (幽BOOKS)

著者:安曇潤平
出版社:メディアファクトリー 
発売日: 2008/2/27

【本日のサムネイル】
山登りをする夫婦・カップルのイラスト
登山に向かう夫婦・カップルのイラストです。

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