バルザックと小さな中国のお針子

文芸

【初回公開:2014/01/07 (Tue) 09:25】

バルザックと小さな中国のお針子
ダイ・シージエ (著), Dai Sijie (原著), 新島 進 (翻訳)

単行本: 238ページ
出版社: 早川書房 (2007/03)
ISBN-10: 4151200401
ISBN-13: 978-4151200403
発売日: 2007/03
商品パッケージの寸法: 15.8 x 10.6 x 1.2 cm

内容(「BOOK」データベースより)
医者を親に持つ僕と羅は、反革命分子の子として山奥で再教育を受けることになった。
厳しい労働にもめげず、僕らは仕立屋の美しい娘に恋をした。
僕らは禁書のバルザックを手に入れ、その小説世界に夢中になった。
親友の羅はバルザックの語る壮大な冒険を、哀しい恋の物語を娘に読み聞かせ、ふたりは親密になっていくが…。
文化大革命の嵐が吹き荒れる中国を舞台に、在仏中国人作家がみずからの体験をもとに綴る青春小説。
(Amazonより
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文化系トークラジオライフ
http://www.tbsradio.jp/life/index.html
勉強し続ける社会」の本編最後
http://www.tbsradio.jp/life/20131027/
ライターの西森路代さん@mijiyooonがお勧めしていらっしゃった本です。

文化大革命。
1966年中国で行われた思想排除のなにかくらいのことしか知らず
どうもイメージがよくわからないまま読み始めました。
ともかく文化的なものは悪ってこと?

【プロレタリア文化大革命、通称文化大革命(ぶんかだいかくめい)は、
中華人民共和国で1966年から1977年まで続いた、
「封建的文化、資本主義文化を批判し、新しく社会主義文化を創生しよう」
という名目で行われた改革運動。
略称は文革(ぶんかく)。ウィキペディアより】

個人的な事ではありますが、本を読むこと=良いことではないとされて育ちました。
一応子供向けの百科事典(絵と写真満載の全12巻)があったのですが
それ以外のものは買ってもらえなかったので親戚の家に連れて行ってもらった時
従兄弟らと遊ばずに貪り読んでました。
時折気まぐれに買い与えられたまんが雑誌は、
当然続きが買ってもらえなかったのでその後の展開を空想してノートに書いて遊んだりしていました。
全く同じとは言いませんが、かつての自分がいると感じました。
毎日読みたくてよみたくて、文字ならなんでもいいと新聞、広告を眺めていた日々を思い出しました。
従兄弟の家にあったリンカーンやドンキホーテは西洋の香りがして
ところどころ意味が判らなかったけど、「これはどんなんだろう?」と何時間でも空想できた。
勉強や本を読むのをよしとされず、家を出たいま。
禁じられていたことが自由にできる喜びは、いつしか普通のことになっています。
これはかつての私で
あのわくわくして、続きが楽しみでしょうがない日々を思い出させてくれました。
どうすれば次の本が読めるのか
毎日すきなだけ本が読みたいな。
この気持ちを忘れずに今年は生きていきたい。
今年最初の本がこれでよかった。
出会いに感謝を。

バルザックと小さな中国のお針子 (ハヤカワepi文庫)

ダイ・シージエ (著), Dai Sijie (原著), 新島 進 (翻訳)
単行本: 238ページ
出版社: 早川書房 (2007/03)
発売日: 2007/03


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指ぬきのイラスト(裁縫)
裁縫をするときに指にはめて使う、指ぬきのイラストです。

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