わずか64ページの絵本ですが、
とてつもない衝撃を受けた本です。
何を書いてもネタバレになるので詳細がかけない…。
金色のたてがみを持つ金ライオンは、一国の王になりたかった。
自分こそが王にふさわしいと思っていた。
ところが、街はずれに住む優しい銀のライオンが
「次の王様候補」と噂に聞く。
ある日、金のライオンはとんでもないことを始めた-―。
登場するのは動物ばかり。人間はひとりも出てきません。
けれど1ページ目はこの言葉から始まります。
「これが全て作り話だと言い切れるだろうか」
あらすじは上記のとおりですが、全くの他人事ではありませんでしたし
誰しもが思い当たることだと思います。
現在私たちの周りには、テレビ、新聞、インターネット、SNSと
ありとあらゆるメディアが氾濫しています。
それをみてどれが真実だとおもいますか。
著者:林 木林 絵:庄野ナホコ
出版社:ちいさい書房
発売日:2014/11/26
【本日のサムネイル】
王様のライオンのキャラクター
王冠をかぶり赤いガウンを着た百獣の王ライオンのキャラクターです。
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