あの「ひろゆき」の奥様がせきらら?に語る、ほんとうの「ひろゆき」
原作が西村ゆかさん、イラストがWAKOさんです。
たまに
「漫画をひろゆきの奥様が描いている」
と勘違いされる方もいらっしゃるようですが
あくまで原作です。
出会い、お付き合い時期、結婚式、フランスへ移住してから、今と
ひろゆきと奥様の何気ない日常の四コマ漫画です。
結婚式についてはエッセイ形式
出会い、彼のすきなところは漫画形式
巻末にご夫婦そろっての対談が掲載されています。
「あの」巨大掲示板を作ったひと、
沢山の裁判をして負けてもお金を支払っていない、
最近ですと「論破王」といわれているひろゆき。
まつわることがゴシップみあふれているので
「いつもはどんな人なんだろう」
という野次馬根性で気になる方も多いと思います。
読んでみての第一印象は
「たぶん頭の回転が速いけど、ふっつーのひと」
でした。
奥様や仲の良いお友達の前だけの「宇宙語」
片付けるの嫌だったり、服に無頓着だったり
ふつーの夫婦間でもめたり怒ったりすることをふつーにしていました。
ただふつーとはちょっと違うのは
「自分で試す機会をあたえてくれること」(彼のすきなところ)
「相手のちょっとしたことを大事にすること」(112)
「残り物には優しさがつまっていたり」(31)
たぶん、ふつーの人のようにガンガン優しくするんじゃなく
自分の尺度とペースでのやさしさがあるのではないでしょうか。
「わざわざ手書きで連絡先をもらったから
その分のコストをきちんと返さなきゃって思ったんだよね」(出会い)
こんなん好きになるわ!!!!
たぶんですが
「答えを教えるのは簡単、なぜその答えなのかを考える」
これがこの夫婦お互いできているのかなと思います。
ネットに悪口書かれたり
マンションの前に不審者が待ち伏せしてたり
不審者に押しかけられたり
本当に住んでいるか配達証明送ってこられたり
跡つけてブログに詳細書かれたり
ふつーの人だったら参ってしまいそうなトラブルでも
それでも隣にいるということ
結局はそういうことなんだと思いました。
原作:西村ゆか 漫画:WAKO
出版社:朝日新聞出版
発売日:2021/10/20
【本日のサムネイル】
手をつなぐカップル・夫婦のイラスト
仲の良さそうなカップル(夫婦)が、笑って手をつないでいるイラストです。
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