【ちょっとだけ考えてみませんか】地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル

ノンフィクション


【初回公開:2017/09/01 (Fri) 07:52】
こちらは旧ブログのアーカイブとなります。

地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル
渥美 公秀 (監修),
地震イツモプロジェクト (編集),

「防災の日」は、
1960年(昭和35年)に、内閣の閣議了解により制定された。

9月1日の日付は、
1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものである。

Wikipediaより

防災の日ということで急遽差し替えしました。
こういう時事ネタはのっていかないとね!

というわけで地震イツモノートです。
「もしも」ではなく「いつも」のことと考えようということでつけられたタイトルだそうです。
阪神・淡路大震災の被災者に聞いて作られたという本書は
東日本大震災以降よく書店でみかけた一冊です。
本書のいいところは文字がおおきい、図解がおおいところです。
日本がいかに地震が多いか
おきた直後、それ以降の心の変化はどうだったか
被災者にしかわからない心境も掲載されています。
当時こうだった
当時こうだったらよかった
当時こうしてほしかった
それは経験してるからこその声です。
また防災活動をどうするか、
非常持ち出し袋になにを入れたらいいのか
もし起きてしまったらごはんは?
ということまでも。
東日本大震災から時間が経過していても
当時のことを思い出すと辛い気持ちになる方もいらっしゃいます。
でも今日はいざという時どうするか、
そんなことを話し合う日にしてもいいのかもしれません。
本書だけでなく
同じような災害マニュアルは多数あります。
そういうのを一冊でも買っておくのも防災の一歩かと思います。
(私が購入したときは単行本のみだったのですが
現在文庫版も発売しています。)


【2023/3/11 追記】

東日本大震災以降、かなりの防災本を読みました。
その著者によって、重視するテーマが異なったり
実際やってみてもないことを書いているのだろうなと
容易に想像できるようなひどいものまで
いろいろありました。

この本は震災が発生してはやい時期に購入したものですが
実際の体験者の声をもとにしていることもあって
私の防災意識を変えるターニングポイントになったものです。

防災に関しては多角的に考えることも多いので
備蓄も含めて考えることを放棄する方もいらっしゃいますが
「これは自分にあってるから基本にしよう!」
という本があると防災に対する意識を持ちやすいと思います。

手放したりさらに追加した本もありますが
この本と東京防災を基本に、備蓄や持ち出し袋の内容などを考えています。
とはいえこれを鵜呑みにしてるわけでなく
時折新しい防災情報を探してアップデートは続けているつもりです。


地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル
渥美 公秀 (監修),
地震イツモプロジェクト (編集),

単行本: 155ページ
出版社: 木楽舎 (2007/4/1)
言語: 日本語
ISBN-10: 4907818920
ISBN-13: 978-4907818920
発売日: 2007/4/1
梱包サイズ: 17.2 x 14.8 x 2.2 cm

地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル

内容紹介

地震の瞬間や直後は、普段考えたり、想像したりしていることを、即実行できるとは限りません。
普段から気をつけて、身の回りを整理しておくこと。
防災のための工夫を凝らしておくこと。
それしかないということを、阪神・淡路大震災の被災者の方々の話は物語っています。
多くの犠牲者を出した1995年1月17日の阪神・淡路大震災。
この本は、あの震災の被災者167人の体験や考えをもとに、
その声が一人でも多くの方々に役立つようにと願いながら作られました。
世界有数の地震国・日本に暮らす限り、
わたくしたちは常に地震とつきあいながら生きていかなければなりません。
そんなわたくしたちは、防災とどのように向き合うべきなのか。
本当の防災とはどういうことなのか——。
その解決の糸口となるのが、「イツモ」という合言葉です。
「モシモ」型の防災ではなく、「イツモ」型の防災。
『地震イツモノート』は、防災を生活の一部としてとらえ、
心構えしていくことの大切さを、証言と絵から体感していく、新しい防災マニュアルです。

(Amazonより

【本日のサムネイル】
防災ヘルメットをかぶったナマズのイラスト
工事のヘルメットをかぶった可愛い防災ナマズのキャラクターのイラストです。

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