書店員 波山個間子 1巻
書店員 波山個間子 2巻
書店員 波山個間子 番外編
書店員の波山さんが本を紹介する漫画です。
どんな内容なの
「青ひげブックス」で、ブックアドバイザーとして働く書店員・波山個間子。
HonyaClub より
接客はすこし苦手だけど、読書量と本の知識ならこの店随一。
お客様と本との出会いをとりもつために、本の世界を彼女は今日も歩きまわる。
本書で取り上げられている本
・向田邦子「眠る盃」に収録「文字のない葉書」
・沢木幸太郎「深夜特急」
・沢木幸太郎「人の砂漠」
・ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」など…
よんでみて
非常にすっきりした絵柄です。
めがねをかけて小柄で、ちょっとうっかりな波山さんが
お客様の要望される本を選びます。
福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」のようなことは書かれていませんが
それでも読んでいて難解なそれに該当するであろうものを
お客様に提案していきます。
後半からは従業員同士の話の中に本のことがでてきたりで
ブックアドバイザーの仕事よりも
本屋さんの仕事あれこれになっています。
本屋さんは働いてる人同士でこんなに本の話してるのか
話の中とはいえうらやましいなあ
と本について語る友がいないのでやや本気で思ったり。
当たり前かもしれませんが
こんなにも本を判りやすく
かつ魅力的に紹介してる著者の力量がすごいとおもいます。
余談になりますが
二巻で紹介されている「吉野朔美は本が大好き」ですが
見事にお買い上げしました。
紙ではなく電子版ですが。
あんな紹介されたらどんな内容なのか読んでみたいと
半年悩んだ末に購入しました。
お値段がお値段なので躊躇しましたが
読んでも読んでも終わらない経験したのは久しぶりです。
いいお買い物でした!
【本日のサムネイル】
本屋で働く女性のイラスト
本屋さんの女性従業員が、本棚の前に立って本を持っているイラストです。
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