太陽のパスタ、豆のスープ

文芸

【初回公開:2013/07/31 (Wed) 12:36】


太陽のパスタ、豆のスープ
宮下 奈都 (著)

文庫: 288ページ
出版社: 集英社 (2013/1/18)
言語 日本語
ISBN-10: 4087450260
ISBN-13: 978-4087450262
発売日: 2013/1/18
商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm

内容
結婚式直前に突然婚約を解消されてしまった明日羽。
失意のどん底にいる彼女に、叔母のロッカさんが提案したのは“ドリフターズ(やりたいこと)・リスト”の作成だった。
自分はこれまで悔いなく過ごしてきたか。
相手の意見やその場の空気に流されていなかっただろうか。
自分の心を見つめ直すことで明日羽は少しずつ成長してゆく。
自らの気持ちに正直に生きたいと願う全ての人々におくる感動の物語。

(Amazonより

知り合いが
「某アイドルさんがお勧めしてるんだけど売ってないんだよね」
と言っていて
ふらっと入った書店にて見かけたので購入。
絶対自分では選ばないタイプの本ですし
別にそのアイドルさんがすきってわけでもなく。
購入の決め手がなんだったんだろう?と今になっては思いますが。

友人が婚約破棄されてもう15年くらい経過します。
あれはいま思いだしてもひどい。
もし親御さんなど亡くされた場合かける言葉はありますが
こういうシーンは滅多になさすぎて
なんて言えばいいかわからない。
当時私も若かったので
「とりあえず一緒にプールにでも通うか?」
プールはねーわ。
いまならそう突っ込みたいです。
主人公あすわは、その婚約破棄された当事者で
その彼女をとりまく人たちは優しい。
主人公本人は気付いてないようですが
ずーっと最後まで思ってましたが
この彼女は自分の立ち位置をほんとーにわかってない。
自分がどれだけ愛されているか。
でも。
自分だってそんなもんかもしれない。
ロッカさんのような伯母さんはいないけど
そこそこ心配してくれる友人だったり家人がいるという幸せ。
自分にとっての豆は、実際の豆じゃなくていい。
音楽だって、本だって、お茶だっていい。
ただ誰かに依存するんじゃなくて、自分で動いて、それに気付くということ。
ちゃんと「これいいなあ」とか
「すきだなあ」と身体も心もおもうこと。
そういうちょっとしたことが余裕ということだったり
それが明日から頑張れることになったり。
いちばん大事なことなんじゃないかな。

タイトル:太陽のパスタ、豆のスープ
著者:宮下 奈都
出版社:集英社
発売日: 2013/1/23

太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

【2021/03/07 追記】
今はそうでもないですが、当時は雑誌にてアイドルがインタビューで
好きな本書いてるの珍しいなあと思いました。
なにかドラマとのタイアップでもないこれを、どうすきになったんだろうか
と思ったりしてました。
最近はタイアップとかも関係なく好きなものは好きだと書いてる方も多いので
そういうのを見つけるとAmazonのほしいものリストにとりあえず入れて置いてます。
読む読まないはおいておいて
他人が読んだ本、というものに興味があります。
たいていの人は、インタビューでタイトルをいうくらいの本は気に入ってるはずです。
その本のなにがどこが琴線にふれたのか、
どこが紹介したいくらいなのかを知りたいのです。
ありきたりではありますが
件のアイドルさんはロッカさんのような人がいてほしかったのでしょうねえ

【本日のサムネイル】
ペスカトーレのイラスト
ムール貝やエビなどの魚介類とトマトソースを絡めたスパゲッティ(パスタ)のイラストです。

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