北海道小樽市の限りなく札幌に近い場所でもある銭函駅。
その駅の入場券を買ってみました。
どういうこと?
![](https://moyukukamui.com/wp-content/uploads/2022/01/b7ad708aff1ad36ab20a868dd6d30ce5.jpg)
はい、キップです。
「海のある奈良に死す」より 有栖川有栖 角川文庫
昔、北海道の幸福駅の入場券がはやったのをきっかけに、
お金をためたい人向けの銭函駅の切符だの、
頭が薄くなってきた人向けの増毛駅の切符だのが流行したじゃありませんか
あくる日、小説を読んでいたら
突然知ってる地名が出てきたのです。
幸福駅も銭函駅も増毛駅も北海道にある(あった)駅名です。
幸福(帯広)も増毛も遠いですが
銭函は札幌から車で一時間ほどです。
よし、行ってみよう!
いってみたよ
![](https://moyukukamui.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC_9381-2-1024x576.jpg)
銭函駅です。
看板が千両箱のようなデザインになっています。
いざ窓口へ!
モユ「入場券ください」
駅員さん「今は普通の発券なんですがよろしいでしょうか?」
どいうこと…?
モユ「(よくわかんないけどいいか)アッハイ」
駅員さん「こちらになります」
![](https://moyukukamui.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC_9389-2-1024x639.jpg)
んんん??
思っていたのと違うな?
駅の切符って、こう長四角くて、もっと硬いヤツじゃなかったっけ?
いつも車移動でJR乗らないからわからないなあ…
調べてみたよ
調べてみたところ、私がイメージしていた
「長四角くて、もっと硬い」切符は硬券(こうけん)と呼ばれています。
はっきりとJR北海道などのホームページに記載はなく
鉄道愛好者の個人ホームページをみていくと
だいたい2019年ころには
現在の切符に入れ替わったようです。
![](https://moyukukamui.com/wp-content/uploads/2022/05/zeni.jpg)
以前はこのように記念切符の販売もあったようです。
(10月17日は「貯蓄の日」だそうです)
ちなみに今回購入した入場券は
自動改札に通せるよう、磁気情報が入っていて、
「磁気券」と呼ばれるようです)
そもそも銭函という地名の由来は
・いつもニシンが大量にとれたため、「銭函」となったとされる。
・ニシン漁により、当時はどの漁師の家にも銭箱が積まれていたから、とする説明などがある。
とのことです。
とりあえずいれとこ!
![](https://moyukukamui.com/wp-content/uploads/2022/05/7d3044249dc6a4a58bd0613586157448.jpg)
せっかくなのでお財布にいれてます。
イメージしていた硬券ではありませんでしたが
カードサイズなので、お財布にいれやすいので
これはこれでよし!です。
銭函はどこに?
![](https://moyukukamui.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC_9386-2-1024x576.jpg)
非常に見にくくて申し訳ありません…
入場券も買ったし帰ろうかと駅をでて
ふとみたら駅舎の窓辺に「銭の函」がありました。
以前はホームの屋根の上に置かれていましたが
2010年におろされてホームに設置されていたそうです。
たぶんコロナの問題もあって外に置くよりは…
と窓辺に置いてあったのだと思いますが
非常にわかりにくかったです。
もったいないー!
買ってみて
![](https://moyukukamui.com/wp-content/uploads/2022/03/57aa087f9539ed380c92fa214c7b1fea.jpg)
昔から車移動が主な移動手段の場所で生活していたので
電車(北海道だと汽車)についてはまったくわかりません。
たまたま読んでいた小説に出ていたことで
購入しに行って
イメージと違ったことで調べてみて
硬券は扱っていないこと
記念日など稀に販売してることもあること
がわかりました。
いまはkitaca(北海道)やsuica(東京)などが主流ですから
できれば記念切符は残してほしいかなと思いました。
お金たまるといいなー!!!
★こういう切符ならもらってうれしいですね★
【本日のサムネイル】
駅の看板のイラスト
電車の駅名と行き先が書かれた看板のイラストです。
コメント