今回紹介する本は
佐藤健寿さん
「奇界/世界 佐藤健寿作品集」
です。
どんな内容の本なの

本書は2022 年4 月に開幕し、2024 年9 月に閉幕した
Amazonより
『佐藤健寿展 奇界/世界』の展示作品を、
作品集として新たに編纂し直したものである。
この展示では、私が過去20 年余り世界をめぐって撮影した写真、
その代表的な作品群を網羅し、膨大な点数を一堂に集める
(だいぶ気の早い)回顧展的な内容となった。
私の代表作である『奇界遺産』シリーズ、そして『世界』、
それら2つを合わせた『奇界/世界』という二部で構成し、
本書もまた、その2 つの視座を混ぜ合わせた、
現時点の集大成的な内容となっている。
(中略)
結果として本書は、
私が旅を始めた2002 年頃から2025 年までを網羅し、
私の活動を包括した写真集となった。
私がこれまで世界各地で追いかけてきたテーマは、
この本の中にひとまずのところ、すべて収まっているといっても過言ではない。
【目次】
■奇界──世界の不思議な物語を12 テーマでたどる
・居住:洞窟の村、ネネツ、北朝鮮など
・廃墟:チェルノブイリ、軍艦島、共産党ホールなど
・奇景:トルクメニスタン、マラカイボ湖など
・構造物:マトリョーシカ・ホテル、怪物庭園など
・習俗:キリストの墓、幽霊教会、呪術市場など
・宇宙:バイコヌール宇宙基地、核ミサイル発射場など
・創造:彩虹眷村、シュバルの理想宮、人形島など
・博物館:クンストカメラ、ミイラ博物館など
・死:死体農場、ファマディアナ、トラジャ族など
・信仰:マッドメン、パーントゥ、クケリなど
・現代の神話Ⅰ:エリア51、三星堆遺跡など
・現代の神話Ⅱ:百舌鳥古墳群、ナンマドール遺跡など
■世界──旅の途上における旅人としての記憶の断片
■EXTRA Ⅰ 再生
・ピラミデン、カーゴカルト、カザフスタンなど
■EXTRA Ⅱ 邂逅
・「兵庫・高知・群馬・鳥取・大分」の風景と習俗
■EXTRA Ⅲ 記録
・写真展 能登 20240101
■EXTRA Ⅳ 思考
・佐藤健寿インタビュー2002–2025奇妙な旅の年代記
・Q51 佐藤健寿に聞く51 のキーワード
・佐藤健寿自著解説
■解説
「 奇」は「終わり」からはじまる
―「ワンダー/驚異」の反転力―
鶴岡真弓(多摩美術大学名誉教授・芸術人類学者)
■解説
驚異の媒介者、佐藤健寿の『奇界』に魅せられて
山中由里子(比較文学者・国立民族学博物館教授)
読んでみて

佐藤健寿さんは、伝説のWebサイト「X51.ORG」や
TBS『クレイジージャーニー』で
おなじみのフォトグラファーです。
世界各地の“奇妙なもの”を博物学・美学的な視点から捉えた作品群が、
この一冊に凝縮されています。
これまでの著者の作品集といえば
「大きくて重い、けれど迫力満点!」という印象でしたが、
今回は小ぶりで手に取りやすいサイズ感。
後半の「EXTRA」以降はテキスト量も多いため、
このコンパクトさは非常にありがたいポイントです。
もともと展覧会の図録として企画された本書ですが、
EXTRAとして展覧会外の作品群や、著者インタビュー、
自著についての解説まで網羅されているのが嬉しいところ。
『クレイジージャーニー』の番組内で撮影された写真も数多く収録されており、
ファンなら「あ、あの写真だ!」とワクワクしながら楽しめます。
なかでも強く心を揺さぶられたのは、
能登半島地震の被災地を捉えた写真です。
報道の映像だけでは届かない現実が、そこにはありました。
単に倒壊した家屋を写すのではなく、
被害を受けながらも継承される伝統のお祭り、巡り行く自然、
そしてたくましく生きる人々の営みが静かに切り取られています。
★Kindle Unlimitedなら
500万冊の人気のマンガ、雑誌も電子書籍が読み放題。
・人気のマンガ、雑誌も豊富。
・Kindleアプリで、いつでも、どのデバイスでも、読書をお楽しみいただけます。
★Audible会員なら20万以上の対象作品が定額聴き放題
・オフライン再生可能
・プロの声優や俳優の朗読も楽しめる
・Audibleでしか聴けない本やポッドキャストも多数
【本日のサムネイル】
UFOを発見して驚く人たちのイラスト
空にUFOを発見してびっくりしている男の子と女の子のイラストです。



コメント