今回紹介する本は
こさささこ先生の
「ある日突然オタクの夫が亡くなったら? 身近な人が亡くなった時にやるべきこと、起こること」
です。
どんな内容の本なの

40代の夫を突然死で亡くし、幼い2人の子を抱えて途方に暮れた著者は、
煩雑な手続きの数々、そして理不尽な出来事に直面する。Twitterでも大反響を呼んだ、著者の実体験をもとにした漫画をもとに、
身近な人が亡くなった時にするべき手続き(行政手続き、お金、相続など)、
また生前にしておくべきこと(貯金、デジタル、保険関係などの情報共有など)
がわかりやすく解説。突然死・病死にかかわらず、予期せぬ死は誰にでも起こり、
Amazonより
そして準備することが大切であることを教えてくれる1冊。
読んでみて

『それ、死後もお宝ですか?』に登場した故・吉田正高さん。
アニメや漫画、同人誌など膨大なコレクションを遺した夫の没後、
残された妻のこさささこさんが、どのように奮闘したかを描いたコミックエッセイです。
ある朝、起き上がらない夫。
疲れだと思ってそっとしておくも、
朝食の準備をして再び声をかけに行った時には息をしていませんでした。
突然の悲劇の中、著者はきょうだいの力を借りながら
葬儀や各種手続き、遺品整理に追われます。
本書は、著者のリアルな心情を描いたコミックエッセイと、
ライターによる社会的手続きの解説で構成されています。
高齢者の相続や遺品整理の本は数多くありますが、
40代の働き盛りで多趣味(オタク)な故人というケースは非常に貴重です。
「推し活」でグッズが増えがちな現代において、
スマホやSNSアカウントの取り扱い、残された子どもの未来を思っての遺品整理など、
若くして大切な人を亡くしたからこその悩みが浮き彫りになります。
中でも印象的だったのは、
遠方に住むきょうだいとGoogleドキュメントで「やることリスト」を共有しながら
乗り越えていく場面です。
今の時代だからこそのアイデアだと驚かされました。
「死ぬなんて思わなかったし、ずっとこの生活が続くと思っていた」
という冒頭の言葉は、紛れもない本音でしょう。
誰しも家族の死など考えたくありません。そ
れでも直面してしまった困惑と辛い記憶を、
誰かのためにと振り返って形にしてくれた、非常に価値のある一冊です。
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【本日のサムネイル】
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お葬式の遺影に使われるような、黒い額縁と黒いリボンのフレーム素材です。



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