本)ビブリア古書堂の事件手帳―栞子さんと奇妙な客人たち

文芸

【初回公開:2011/06/29 (Wed) 15:22】

ビブリア古書堂の事件手帳―栞子さんと奇妙な客人たち
三上 延
メディアワークス文庫
 

  • 文庫: 307ページ
  • 出版社: アスキーメディアワークス (2011/3/25)
  • ISBN-10: 4048704699
  • ISBN-13: 978-4048704694
  • 発売日: 2011/3/25
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。
そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。
残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。
接客業を営む者として心配になる女性だった。
だが、古書の知識は並大低ではない。
人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、
いわくつきの古書が持ち込まれることも、
彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。
これは“古書と秘密”の物語。

タイトルが、「やっちゃったー」というか
先代からやっていてそのお店の名前かー・・・・という衝撃。
話自体は
ファミ通の「文学少女」シリーズをほうふつさせるもの。
短編があり、最後に導かれるというもの。
いろいろ突っ込みたい部分があるのは
文学少女・遠子先輩とは違って、
「ほんとうに栞子は本がすきなのか?」という部分。
彼女はきっと本が好きなのだとは思う。
しかし遠子先輩とはまた違った意味合いでのすきなのだろう。
かなり微妙なちがいではあるがそこが引っ掛かった。
そして全体的にうまく纏まっているものの、
私同様に文学少女と比べてしまうであろう人がきっと多いのだろうなと。
そこがほんとうにもったいない一冊ではある。
目次を読んで、好きな作家が扱われてる方は是非とも手に取っていただきたい。

タイトル:ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
著者:三上 延
出版社:メディアワークス文庫

ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫)

【2020/11/24追記】

メディアワークス文庫だと思ってたら、kadokawa版もあるっぽい…

買収されたんでしたっけ?よくわからないなー。

これだけ有名な本なので改めてとやかく書くこともないのですが、ここ数年文学作品を作中に取りあげる内容のものがおおくなってきたように思います。

(ここでいう文学は夏目某や芥川某などの年代の作品です)

その本がヒットしてもなかなか出版社ではそれらの作品の紹介ページを作ることはなくて

チャンスロスじゃないのかなと思ってます。(これを読んだ当時も思ってました)

夏休み時期だけフェアするよりも、ライトノベルの中で取り上げた作品フェアとかの方が

読み手もふえるんじゃないのかなあ。

またこのビブリア古書店は児童向けも展開されているようで、そこはいいことだなと思います。

(角川つばさ文庫)

子ども向けレーベルからちょっと背伸びして、ラノベや文庫に手をのばしてもらえると

本好きとしてもうれしいです。

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