【初回公開:2011/01/14 (Fri) 09:30】
エリートセックス
加藤 鷹 著
- 新書: 168ページ
- 出版社: 幻冬舎 (2007/05)
- ISBN-10: 4344980344
- ISBN-13: 978-4344980341
- 発売日: 2007/05
- 商品の寸法: 17 x 11 x 1.2 cm
年間セックス回数世界最下位、「イケない」男女の増加―。
“いいセックス”を知らない日本人のために、カリスマAV男優である著者が、
女性6000人との経験から「快感の絶対理論」を導き出した。
快感のメカニズムがわかれば、あなたのセックスが、女性を心身ともに解放し大きく変える。
だが、AVを教科書にしている限り二人が心から満たされることは永遠にない。
セックスに特別なテクニックは不要。
まず、今までの知識をゼロにリセットせよ。
(Amazonより
セックス産業で有名になった人が
本を書いたり、セーフセックスをPRする。
近年そういった人が日本でも増えてきた。
最近はマスコミも逐一取り上げはしないが、まあそういう人もいるなくらいの認識。
名前は知っていた。
AV男優。
正直タイトルがダメじゃ…と。
本文にも幾度か「エリート」と出てくるが
著者はセックスをコミュニケーションではないと斬っている。
コミュニケーションという言葉が嫌いで
そんな綺麗なものじゃなくって、もっと泥臭いものだと説いている。
なのに「エリート」。
その言葉に、どうも胡散臭いというか
マニュアル思考が感じられるような気がしてならない。
本文は著者が今まで経験してきたことによって生まれたセックス論が書いてある。
といっても経験談は少なめか?
AVや氾濫する性情報を鵜呑みにするな!という
一種の警告も含まれてはいる。
知らず知らずのうちに凝り固まった情報を捨てて
著者のいう最高のセックス・・・
この本だって、彼なりのセックス論であって
情報じゃないのかな?とも思ったり。
でも目の付けどころは経験したから故のものだろう。
タイトル:エリートセックス
著者:加藤鷹
出版社:幻冬舎
【2020/10/28追記】
タイトルでえっちなの考えた方も多いと思います。
そうですあの大人向け映像作品の俳優だった方が著者です。
「どうしたら女性にモテたりする方法ができるか」の本ではなく
愛を説いた本です。なぜなら一般的には好きだから行う行為だからです。
世の中に氾濫してる映像はファンタジーで、それをそのまま鵜呑みにしてる人のなんと多いことか!
女性をモノではなくいちひとりの女性として欲望をぶつけるのではなく
女性を解放させること、人を愛することはどういうことかを丁寧に書かれています。
様々な現場を経験したからこその言葉なのだろうと思います。
特に女性に読んでもらいたいですね。
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