2023年北海道も異常に暑い日が続いています。
こんなに暑いと涼みたいね!
ふらり海へドライブの途中、道の駅厚田に寄りました。
そこで観光案内板を見かけました。
千本ナラ?
ナラの樹が千本??
どういう樹なの?
というわけで行ってみました。
道の駅石狩 あいろーど厚田
札幌から車で一時間、道の駅石狩 あいろーど厚田があります。
地元で採れた野菜や、名産品
望来豚のウインナーやニシンの推し寿司などフードも充実していますよ。
展望デッキから外に出た先、キッズスペースの脇に
観光案内版があります。
せ、千本ナラってなんだろ!?
行ってみることにしました。
千本ナラってなあに?
日本海から吹き上げる風のため、
北海道森林管理局HP より
枝が多数に分かれて空に向かって伸びている姿が、
千本も生えているように見えることからこの呼び名がついた。
この木に触れたり葉で患部を撫でると病気が治ったということから、
御利益のある木、
御神木としてテレビ報道され全国的にも有名になっている。
年間約5,000人もの人が訪れている。
過去の落雷被害等により、現在は枝の一部を欠いている。
いってみたよ
GoogleMAPで調べると
日本海オロロンライン 国道231号経由で向かいます。
所要時間は道の駅から34分とありますが
実際は40分ほどかかりました。
毘砂別送毛線(びしゃべつおくりげせん)のゲートから5km
山頂付近に看板があります。
札幌方面から登っていくと道路がかなり狭く、
すれ違うのもなかなか厳しい状況でした。
なので運転は十分にご注意くださいね。
少し広くなっている路肩に車を止めて
傾斜を少し下るとすぐ樹があります。
左右いくらか離れた場所に大木が対にありました。
しかし向かって右側の大木は
倒壊しかかっており、近づけないようにロープが張られていました。
左側の樹は近づくことが出来ました。
枝が沢山分かれており迫力があります。
葉っぱもわさわさ茂っているので、ここだけひんやり涼しいです。
樹の幹がとても太くて、大人3人ほどが手をつないで一周くらいでした!
(実際は後ろ側に人が立つことはできません)
また樹にまかれている注連縄にしゃもじが刺さっていました。
おしゃもじ??
おしゃもじはなんで刺さっているのかな?
車を止めるスペース付近にこのような看板がありました。
おしゃもじについての記載は書いてないようです。
帰宅してからじたくで調べてみたので
浜益観光まちづくり推進協議会さんのHPより
以下引用しますね。
この木に触れたり葉で患部をなでると病気が治ったということから、
過去にはご利益のある「御神木」としてテレビ報道され全国的に有名になって以来、
ピーク時には年間5,000人が訪れたこともありました。
もともとは同じサイズの木が3本並んでいましたが、
過去の落雷や暴風により2本が倒れ、
現在は左端の1本のみが残っています。今でも願掛けに訪れる方は多く、
浜益区実田にある浜益温泉では願い事を書くための「しゃもじ」や
千本ナラグッズが販売されていますよ。「なぜしゃもじ?」と思いますか?
今あなたの頭に浮かんだ、あの、ご飯をすくう「しゃもじ」です。
あ、木のしゃもじです。
プラスチックではないです。
これは、願掛けに来る人々を救う→すくう→ご飯をすくう→しゃもじ となったとか。実際、千本ナラにはたくさんのしゃもじが括り付けられています。
浜益観光まちづくり推進協議会HP より
千本ナラと言えばしゃもじ、なのです。
いってみて
山の中腹に、ミズナラの大木は静かにありました。
奥に倒壊した大木もあり、昔は三本の大木が
生き生きと生い茂って日陰を作っていたんだろうなと想像できました。
残された一本のミズナラの大木に刺さっているおしゃもじの多さから
みなさんに愛されてきたのだなと感じました。
おしゃもじが浜益温泉にて販売されているのは
自宅に帰宅してから調べて気づいたので
ちょっともったいなかったです。
ストラップといっしょに
おしゃもじのことも書いてあったら向かったのですが…。
こちらは
冬季は降雪が多い地区でかつ狭い山道ということもあって
ゲートが閉ざされているようなので
訪問されるときはご注意くださいね。
★おしゃもじにおねがいことって書いたことないなあ★
【本日のサムネイル】
元気な木のキャラクター
キラキラとした健康な木のキャラクターがバンザイをしているイラストです。
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