【いったいなんなんだ?】右園死児報告

(本ページにはプロモーションが含まれています)

 

文芸

今回紹介する本は
真島文吉さんの
右園死児報告」です。

どんな内容なの?

【あらすじ】

明治二十五年から続く政府、軍、捜査機関、探偵、一般人による非公式調査報告体系。
右園死児という名の人物あるいは動物、
無機物が規格外の現象の発端となることから、
その原理の解明と対策を目的に発足。
これは右園死児案件が引き起こした現象の非公式調査報告書である。

HonyaClub より

読んでみて

こちらは小説投稿サイトカクヨムで連載されていたものが
書籍化されたものです。

右園死児報告(真島文吉) - カクヨム
この報告書は安全である

タイトルである「右園死児報告」は
うぞのしにこほうこく」と読みます。
初見時は読めませんでした。

このタイトルでもある「右園死児」
うぞのしにこと呼ばれる人物や現象についてまとめました、というテイで書かれたものです。
冒頭は一般的なお堅い職業(公務員や警察っぽいお仕事)の報告書のようで

報告番号
報告案件
報告者
報告内容

という内容で書かれています。
報告は36号まで続き、
内容は一転します。

右園死児とは一体何なのか?
それにまつわる後半の急展開は
前半の報告書からは予想できないものとなっています。

報告書はたんたんと書かれているので
流し読みしてしまいそうになりますが
読み進めていくと
「あの報告書のこと?」
と思わず前ページに戻って確認したくなるので
電子より書籍で読むことをお薦めします。
謎のタイトルからは予想できない読書体験になりますよ。


右園死児報告

著者:真島文吉
出版社:KADOKAWA
発売日:2024/9/3

【本日のサムネイル】
報告書のイラスト
何かの報告(レポート)が書かれた書類のイラストです。

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