【資料館でAR体験】由仁町のゆめっく館でAR体験をしてきたよ

(本ページにはプロモーションが含まれています)

 

みてきた

札幌から東へ約50km、
車で約一時間の場所が由仁町(ゆにちょう)です。
その由仁町にある「ゆめっく館」に行ってきました。


新型コロナウイルス感染対策を十分に行い
(マスク着用、体温計測、手洗いなど)

また施設の指示に従っうえでの見学を行いました。
(氏名、住所、連絡先の記入と手指の消毒、マスク着用)

由仁町ってどんな場所?

アイヌ語で「ユウンニ(温泉のあるところ)」から
町名がつけられたとおり
温泉やハーブ園のあるのどかな町です。

今回訪問した「ゆめっく館」は
図書館と資料館の複合施設の名称です。
実は由仁町から日本最古のマンモスの臼歯や
オオツノシカの角の化石が発掘された場所でもあります。
それらがゆめっく館の資料館に展示されています。

ゆめっく館入口にあった遺跡マップ。
訪問時はまだ半分雪に埋もれてました。

いってみたよ

入り口入ってすぐがホールになっています。
その奥が「常設展示」「郷土資料館」となっていました。

まさかのホールにデデーン!
プリミゲニウスゾウ(マンモス)と
ヤベオオツノジカの大型模型がありました。
本当に巨大で、こういう大きな模型を久しぶりに見ました。
すごい迫力です!

実はAR体験ができるのです。

ゆめっく館HP より

実はVR体験会や勉強会などでお世話になっているProVisionさんが
こちらのゆめっく館の資料館のAR制作をしたよ~と
おはなしをうかがっていました。


しかしこのコロナ禍でなかなか訪問ができず、
展示からそろそろ一年、
コロナの状況もやや小康状態な今がチャンス!!
と訪問してみました。

下のパネル「使い方」が掲示されているのがありがたいのです!
(この説明がなくて「あれ??」となる場合がよくあるのです)

さっそくみてみよう!

入り口にあるQRコードを読み込むと上記のページが表示されます。
今回は「郷土資料コーナー」から見ていきたかったので
そちらを選びました。

入り口より撮影しました。

郷土資料館です。
昔ながらの生活用品や農機具などが展示されていました。

「ミシン」の名札の横にある、黒い表示カードがARマーカーです

展示物の間に小さなカードがあります。(ARマーカー)
このARマーカーを読み込ませると…

ぴょーん!

スマートフォンの画面に
現在私たちが使っているミシンが表示されました!
実際展示されているものが、今はどのようなものなのかARで見ることが出来ます。
ちょっとした説明も書いてあります。
現物とARを見比べることで、進化した点や違う場所が学べますね!

個人的に好きな展示はこれです!

昔つかわれていた農機具「水田直播機」
「水田直播機」の現在の形。全く違います!!

個人的に大ヒットしたのが「水田直播機」(すいでんちょくはんき)。
マーカーはあるのに現物がみつからない(一番上の棚にありました)
見つけたものの、「何に使うのこれ?」と
全く予想できず、ARの説明をみて
「そ、そうだったのか…!!」
農家の娘の私でもわかりませんでした。

常設展示はマンモスとオオツノシカの化石!

入り口より撮影しました。

常設展示のコーナーです。
こちらは主に平成2年に発見された
日本最古のマンモスの臼歯とオオツノシカの角の化石が展示されています。

(臼歯:きゅうし。哺乳動物の歯列の一番奥にあって、先がほぼ平らな歯になります)

入り口にあった説明パネル

由仁盆地の成り立ちや、どのような時代にどんなマンモスが生活していたのかなど
パネルも充実していました。

なぜかマンモスの臼歯の化石の写真がこれだけだったのです…
たまたま写真は複製なのですが、本物も展示してあってびっくりしました。

半円柱形の筒の中に展示されていたジオラマ。
きっとマンモスやオオツノシカが生存していたらこんな環境だったであろうものですが
この半円柱形という特殊なかたちが活かされたかっこいいジオラマだったので
みんな見に行ってほしいです。
すごくめちゃくちゃかっこいいですよ。

クイズもしてみたよ!

パネルの下部にARマーカーがありますので
それを読み込むと「ゾウ&マンモスクイズ」ができます。
全部で15問。
難問もありますよー!
マンモスクイズはパネルをじっくり読むとわかるかも?

解答と説明もわかりやすいのです!
今度動物園にいったらじっくりゾウの観察をしなくては…!!

どの問題が正解、不正解かもわかります。
「初めから」があるので
再チャレンジしても楽しいですよ。

いってみて

自分の住んでいる市町村の博物館や郷土資料館は訪問したことがあっても
知らない町のそういった場所には初めて訪問しました。
知り合いの方がARをつくったことで生まれた縁だなあと
なんだか不思議な気持ちで展示物をみてきました。


一般的な昔の生活道具があったり
出土した化石を並べている博物館は多いですが
ARというちょっとしたテクノロジーを付与することで
ぐっとわかりやすく、楽しくなるのはいいなと思います。
最近はお菓子のパッケージなどや
観光地のパネルなどにもARマーカーがあったりと
身近なARですが
勉強に一役たてるのは素晴らしいことです。
見に行ってたのしかったです!

帰り道に見つけてしまったヤリキレナイ川
アイヌ語で「魚の住まない川」だそうです。
川自体はまだ雪に覆われていました。


★帰り道ものすごく恐竜図鑑が読みたくなりました★

ナショナル ジオグラフィック 世界一美しい恐竜図鑑


【本日のサムネイル】
マンモスのイラスト(絶滅動物)
大きな牙を持った象に似た絶滅動物、マンモスのイラストです。

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