【何歳からだってはじめてもいい!】36歳、名門料理学校に飛び込む!―リストラされた彼女の決断

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ノンフィクション

【初回公開:2014/05/06 (Tue) 19:15】

36歳、名門料理学校に飛び込む!―リストラされた彼女の決断

キャスリーン フリン (著), Kathleen Flinn (原著), 野沢 佳織 (翻訳)

単行本: 460ページ
出版社: 柏書房 (2012/09)
ISBN-10: 4760141510
ISBN-13: 978-4760141517
発売日: 2012/09
商品パッケージの寸法: 19 x 13.8 x 3.2 cm

内容

36歳で、つとめていた会社をクビに。
思い切って、子どもの頃からのあこがれだった、
“ル・コルドン・ブルー”に飛び込んでみたら…
人生の転機に料理を選んだ、ひとりの女性フードライターの記録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

フリン,キャスリーン
ライター、ジャーナリスト。
そのキャリアは20年に及ぶ。
「シカゴ・サン・タイムズ」紙、
「USAウィークエンド」誌、
「スミソニアン」誌などに寄稿。
現在アメリカに在住、シアトルとフロリダを行き来している。
IACP(国際料理専門家協会)理事。
著書The Kitchen Counter Cooking Schoolは、
アメリカ・ジャーナリスト・作家協会が選ぶ、2012年度のASJA賞・自伝部門を受賞

現在37歳です。(※当時)
子供なしの呑気な既婚者です。
漠然と「夜しか開いてないパン屋やりたいなー」と思っていたら
某ドラマで似た設定のものがあってショックでなんも言えねえ・・・でした。
家人は「ゆくゆくやれるようにすればいい」と言ってます。
わあ!いいひと!

って著者のダーリンはもっとすごかった。
「無職になっちゃったどうしようふぇえ」
「じゃあハニーが行きたいって言ってた有名料理学校行けばいいじゃん
不安なら俺もその街引っ越すよ、会社辞めてさ」
えええええええええ?
なんかすげーなーどんだけイケメンだよ!

人の背中を押す言葉とかって
絶妙のタイミングでやってくるんだと思います。

漠然と思っていた夢。
その学校で学んだあと、料理人になるとか
お店をひらくとか
たいてい人はそこまで考えます。
けれど著者は「名門料理学校で学びたい」
それだけ。
「それだけでいいんだ」ということで勇気づけられました。
私は趣味で資格の勉強をしていますが
みんなに絶対いわれることのひとつに
「それとって仕事にするの?」
資格は勉強したいからしてるだけ。
そんなのおかしいよ!
そういわれ続けてきた私には「ここで学びたいだけ!」という姿に
一気に好感が持てました。

フランス料理の基本のキもわかりませんが
この学校の素晴らしさ
特に講師陣の対応のユニークさ、真摯さよ!
著者とその仲間たちの友情と
ダーリンの懐の大きさも本書の魅力ですが
何より、著者の成長物語としても楽しめます。
人生チャレンジするのに年齢は関係ない。
本当にそう思います。

36歳、名門料理学校に飛び込む!―リストラされた彼女の決断

著者:キャスリーン フリン
翻訳:野沢佳織
出版社:柏書房
発売日:2012/9/1


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料理研究家のイラスト
料理教室を開いたり書籍を書くなど料理についての研究をしている、
料理研究家(フードコーディネーター)のイラストです。

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