【すべてにありがとう】母の最終講義

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文芸

どんな内容なの

あの介護の日々は、母から私への教育だった―。
『絶対音感』『星新一』など
傑作ノンフィクションの書き手であり
新聞の人生案内も人気な著者の半生にじみ溢れる名エッセイ集。

HonyaClub より

第1章 「余命」という名の時間

がんになり余命宣告を受けその後9年間生きた父。
その父にまつわるエッセイ4本

第2章 母の最終講義

脳出血から50代に若年性認知症となってしまった母。
その母を遠距離で介護していたが、著者の自宅付近の老人ホームに入居した。
実際の介護現場からの視点も書かれたエッセイ8本

第3章 相対音感

成長とともに身につく「相対的音感」
絶対音感だけでなく、この相対的音感がないとプロにはなれないだろう。
章題の他エッセイ9本

第4章 さみしい一人旅

仕事柄一人で旅はするが、旅を目的とした一人旅は心細いのでしない。
旅にまつわるエッセイもふくめた7本

第5章 人生相談回答者

災害被災者、NPOの活動、ヤングケアラー
誰かを支えることにまつわるエッセイ7本

第6章 ありがとうさようなら

今までの著作にまつわる取材をされた方々にまつわるエッセイ9本

よんでみて

ご両親の介護、実家の整理、お墓の移動などプライベートなことから
取材時にあった一コマなど、
短いエッセイをまとめたものです。

どのエッセイも素敵なのですが
あとがきにぐっときました。
家族を大事に思うというのは書くにはたやすいですが
実際なかなかむつかしいことです。
これからどう生きるかを考えた時に
家族のために行動できるか
そんなことを考えた読後でした。


母の最終講義

著者:最相葉月
出版社:ミシマ社
発売日:2024/1/18


【本日のサムネイル】
黒板と先生のイラスト(女性)
黒板を背景に授業をしている、女性の教師(講師)のイラストです。

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