平成臨終図巻

ノンフィクション

人生の最後、どのようにいきたいですか?

著名人や有名人、94人の人生の最後について書かれた本です。
老若男女年齢を問わずさまざまな方々の特徴は
「病気で亡くなってる」ことです。
交通事故などの不慮のさいごは含まれていません。
合間に書かれている四つのコラムや本文にも記載がありますが
著者は医師であり、在宅医であり、リビングウィルを推奨しています。

リビング・ウイル(終末期医療における事前指示書)について

日本尊厳死協会発行の「リビング・ウイル」(以下LW)は、人生の最終段階(終末期)を迎えたときの医療の選択について事前に意思表示しておく文書です。表明された意思がケアに携わる方々に伝わり、尊重され、あなたが自分らしく誇りを持って最期を生きることにつながります。

自分が亡くなる時、どうしてほしいか
延命治療を望むのか、望まないのか。
そういう話は2010年に脳死移植が認められ、
臓器提供意思表示カードがコンビニエンスストアなどでも
リーフレットが置かれるようになって一般的になってきたような気がします。
とはいえ、自分の家族が終末期を迎えるかもしれないというときに
このような話をしている人はまだ少ないかもしれませんし
実際その時が来たときに本人の意思を無視したかたちで
家族が延命治療をのぞんでしまうケースもあると思います。
大事なのは、
「本人が最後にどのように生きたいか」を家族が知ること
ではないでしょうか。
死を免れることができる生き物は現在のところ存在しません。
死は等しく誰にでも起こることです。
自分らしくどうありたいか。
それを話し合うことで、自分も、残される家族も、納得したうえで
穏やかに迎えることができる
これが理想なのでしょう。
たとえそれに至るまでの闘病がつらくとも
最期まで自分らしくありたい、
それを全うした先人たちの物語です。

■本書に取り上げられている方々■(敬称略)

エイジ/中尾翔太/山下弘子/黒木奈々/小林麻央/川越美和/いときん/渡辺えりか/
山本KID徳郁/森 慎二/竹田圭吾/大野 誠/有賀さつき/さくらももこ/平尾誠二/服部信明/
浜尾朱美/勝谷誠彦/西村元一/桑名正博/千代の富士 貢/板井圭介/西城秀樹/角替和枝/
佐山雅弘/森田童子/大杉 漣/立川左談次/阿藤 快/根津甚八/中嶋しゅう/田中雅博/
和島大士/橋本 治/星野仙一/武藤まき子/岡留安則/緒形 拳/衣笠祥雄/渡瀬恒彦/
はしだのりひこ/成田 賢/関原健夫/岸井成格/日高晤郎/星 由里子/松方弘樹/樹木希林/
マサ斎藤/真屋順子/園田博之/井上堯之/かまやつひろし/愛田 武/津川雅彦/与謝野 馨/
西部 邁/長野裕也/内田裕也/平尾昌晃/月亭可朝/加藤 剛/砂川啓介/左 とん平/
安崎 暁/菅原文太/石 弘光/野際陽子/夏木陽介/桂 歌丸/羽田 孜/大橋巨泉/
朝丘雪路/平 幹二郎/市原悦子/内田康夫/ペギー葉山/堺屋太一/高倉 健/篠沢秀夫/
浅利慶太/野村沙知代/日下武史/穂積隆信/三遊亭圓歌/京 唄子/兼高かおる/菅井きん/
笑福亭松之助/吉本晴彦/梅原 猛/早川一光/ドナルド・キーン/日野原重明

タイトル:平成臨終図巻
著者:長尾 和宏
出版社:ブックマン社
発売日: 2019/4/25

平成臨終図巻

【本日のサムネイル】
遺影で使われる額縁のフレーム素材
お葬式の遺影に使われるような、黒い額縁と黒いリボンのフレーム素材です。

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